元宝塚歌劇団トップ娘役の花乃まりあ

 俳優・三山凌輝との関係が報じられた、元宝塚歌劇団花組トップ娘役の花乃まりあ。注目されているのは報道の内容だけではない。トップ娘役として築いてきた品格あるイメージとのギャップが、今後の芸能活動にも影響を及ぼしかねない厳しい現実を浮かび上がらせている。

元トップ娘役が背負う“特別な視線”

 俳優の三山凌輝と、元宝塚歌劇団花組トップ娘役で俳優の花乃まりあをめぐる報道から10日以上が経過した現在も、波紋が広がっている。2人は共演舞台『愛の不時着』をきっかけに距離を縮めたとされ、報道では舞台期間中の出来事として伝えられたことから、一部では「公私の線引きはどうだったのか」といった声も。

 なかでも影響が大きいと見られているのは「三山ではなく花乃のほうだ」と言うのは、舞台関係者。三山との関係性だけではなく、「元宝塚歌劇団花組トップ娘役」という肩書を持つ彼女が、これまで築いてきたイメージとのギャップはあまりにも大きい。

 花乃は2010年に宝塚歌劇団へ入団。花組で経験を積み、2014年にはトップ娘役に就任。舞台の中心でヒロインを務めた後、2017年に宝塚歌劇団を退団した。

 私生活では2021年に一般男性との結婚を発表。2024年7月には第1子となる男児の出産も報告しており、現在は妻・母としての顔も持つ。

「トップ娘役として舞台上で見せてきた華やかさや品のある立ち振る舞い。そして退団後、一人の女性として家庭を築いてきた姿。そうした歩みを応援してきたファンにとって、今回の報道は、これまで抱いていた花乃のイメージと違いすぎてショックが大きかったようです」(前出)

 宝塚のスターは退団後も、現役時代に築いた印象やファンから寄せられる期待を背負い続ける存在。特にトップの娘役は作品のヒロインとして男役トップを支え、舞台全体の世界観を作り上げる、重要な役割を担っている。

「演技力だけでなく、品格や立ち居振る舞いも含めて評価されてきただけに、今回の報道は、そのイメージに大きな影響を与えてしまった可能性が大きい。しかも相手は趣里さんという女優の夫、しかも子どもが生まれたばかりの新婚。“婚約トラブル”、“1億円結婚詐欺”など強い言葉で世間から批判を浴びたこともある俳優ですからね」(舞台関係者)

大きな武器である一方

 もちろん、退団後の恋愛やプライベートは本人の自由。しかし、トップ娘役経験者はファンにとって特別な存在であり続ける。

「恋愛そのものよりも、“どのような状況だったのか”“これまで見てきた姿と違いはあるのか”という部分にファンの関心が向きやすい。宝塚OGは退団後も、現役時代の印象とともに見られることが多いんです」(芸能ライター)

「宝塚の綾瀬はるか」と呼ばれていた花乃まりあ(本人インスタグラムより)

 また、今回の報道では共演舞台がきっかけとされている点も注目された。舞台作品は稽古から公演まで出演者やスタッフが長期間、密な時間を共有しながら一つの作品を作り上げる特殊な環境だ。

「舞台では出演者同士の信頼関係が深まることも珍しくありません。ただ、注目される立場の俳優ほど、仕事への姿勢や周囲への影響を見られる傾向があります」(前出・舞台関係者)

 元トップ娘役という肩書は、花乃まりあにとって大きな武器である一方、常に厳しい視線を向けられる理由にもなる。

 宝塚退団後も多くのOGが俳優やタレントとして活躍する中、花乃にとって今回の報道は、これまで築いてきた信頼やイメージが問われる出来事に。今後、花乃が俳優としてどのような活動を見せ、新たな評価を築いていけるのか、その歩みに注目が集まっている。