映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』吹き替え版の主題歌を担当したMrs.GREENAPPLE

 7月31日に日米同時公開された映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、公開3日間で興行収入15億5944万円を突破。2020年以降に公開された洋画実写作品としてはナンバーワンの好発進を決めた。

『スパイダーマン』主題歌はミセス

 吹き替え版では日本版主題歌としてMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)の最新曲『Brand New』が起用されているが、ミセスファンだと思われる人たちのマナー違反がSNSで問題視されている。

 公開初日に鑑賞したというあるXユーザーがこう投稿。

《今日スパイダーマン観にいったんだけど害悪ミセスファン達のせいでほんっっっっとに最悪の気分 マジであいつら民度終わってる》
《ミセスが終わってから拍手、指笛、「ウェーイ!サイコー」とかの歓声 その後のエンドロールを観ずゾロゾロと退場(それもかなりの人数)》

 吹き替え版は日本版主題歌のあとに英語でのエンドロールや吹き替え版を担当した日本版のエンドロールが流れるものの、ミセスの主題歌を聞き終わると退場した人が続出したと報告。この投稿のコメント欄には、

《同じミセスファンとして謝罪したいです せっかくの楽しい映画をミセスファンのせいで最悪のものに変えてしまって本当にすいません》

 と、一部のマナーの悪いファンに代わって謝るファンもいたものの引用欄では、

《なんかさ。ミセス、ミセスファンだったら、 【叩いてもOK】な風潮ダルすぎる。ルール守っている何百万人のファンもこれ見ているわけですよ》
《そいつらペンラでも振っていたの?思い込みでミセスファンって決めつけてんの笑う 夏休みなんだから今の時期映画館なんてどこも終わっているよ ちいかわなんて子供の奇声付きだし》

 と、反論するファンも。

 映画ライターは「投稿主の鑑賞した時間帯も悪かったのでは」と指摘する。

記者が鑑賞した回ではマナー違反は確認できず

もともと吹き替え版を鑑賞するのはファミリー層が多い。賛否になっているポストは公開初日の午後2時過ぎに投稿されていることから、夏休み期間で劇場マナーを知らない若いお客さんが多い回だったのかも。投稿主はミセスファンだと断言できる会話を聞いたのかもしれませんが、ファンの大半がマナーが悪いような印象を与える投稿は良くないですよね

映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』日本版主題歌の主題歌に起用されたMrs.GREENAPPLEの「BrandNew」(公式YouTubeより)

 公開4日目の月曜日の夜に都内で吹き替え版を鑑賞したものの、誰1人途中で退場する客はおらず、特別マナーが悪いという印象は受けなかった。吹き替え版でもマナーが悪い客が目立つかは、時間帯や地域差もありそうだ。

 過去にはミセスが東京ディズニーランドにサプライズ出演した際に「ミッキー邪魔!」と暴言を吐くファンの動画が拡散されたり、大型野外フェス『SUMMER SONIC 2025』で禁止されていた動画撮影を行うファンが続出したことで、“ミセスファン=マナーが悪い”という印象が定着しているのは事実だが……。

 多くのファンはマナーを守っているものの、快適に『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を鑑賞したい人は字幕版を見る方が無難かもしれない。