2023年に放送され、社会現象を巻き起こした堺雅人主演のドラマ『VIVANT』(TBS系)。今夏スタートしたシーズン2の初回放送(第11話)も18.8%、第12話も16.4%と高視聴率をキープしている。
そんな中、第12話で竜星涼演じるテロ組織「テント」のモニター(スパイ)・新庄浩太郎が潜伏している、タイの実業家の別荘として登場した場所の意外なロケ地が話題になっている。
岐阜県のパロディ動画も話題
ロケで使用されたのは、岐阜県庁の1階ホワイエ(ロビー)。新庄が納豆を食べるシーンでは、ホワイエに展示されている左官職人・挾土秀平氏が手がけた巨大な土壁アート「岐阜に舞う」もそのまま使用された。
放送翌日に「【公式】岐阜県広報」のXで、江崎禎英県知事がホワイエで納豆を混ぜ混ぜするパロディ動画を公開すると、192万回表示(8月6日段階)されるなど大反響を呼ぶことに。
第11話でも恵那市が登場するなど、岐阜県は『VIVANT』の撮影に協力しているだけに、放送後の反響やロケ地を聖地巡礼する際の注意点などについて、岐阜県観光企画課に話を聞いた。
「放送後は、SNS上でもロケ地や明知鉄道のラッピング列車等に関する投稿が数多く見られるほか、第12話の放送翌日には早速ロケ地となった県庁を訪れる方もいらっしゃるなど、多くの方に関心を持っていただいていると感じています。県としても、ドラマをきっかけに岐阜県の魅力を全国のみなさまに知っていただき、実際に県内へ足を運んでいただく機会につながることを期待しています」
第11話では恵那市の桝形と木村邸。12話では岐阜県庁が登場したが、見学する際の注意点については、
「恵那市の岩村城下町は観光地としてPRを進めてはいますが、一般の方の住まわれている住宅が並ぶ地域です。深夜、早朝の時間帯で来訪は控えていただけますと幸いです。枡形は一般の市道のため、車の通行もありますのでご注意いただきたいと思います。また、路上駐車はやめていただき、佐藤一斎學びのひろば駐車場や岩村振興事務所駐車場など、周辺駐車場(無料)をご利用ください」
なお木村邸は無料で入館できるものの、月曜日は休館。営業時間は10時から16時(12月~2月は15:00まで)となっているので注意が必要だ。
「また岐阜県庁は行政施設ですが、第12話でロケ地として登場した1階ホワイエは一般の方でもお入りいただけるエリアであり、また20階の展望ロビーと併せて土日祝日の開放も行っております。見学の際は、他の来庁者のご迷惑とならないようご配慮いただきますようお願いいたします。なお、県庁にお越しの際は、岐阜県公式ホームページにて開庁時間等をご確認のうえ、ご来庁ください」
番組の公式Xでも岐阜市・大垣市・多治見市・中津川市でロケが行われたことが報告されているほか、第12話では岐阜県の形が描かれた土壁アートがそのまま使用されたことで、シーズン1の島根県のようにシーズン2では岐阜県が作品の鍵を握ることになりそうだが……。
『VIVANT』のラッピング列車も
「作品に関する内容についてはお答えできませんが、県内各地で撮影が行われており、今後の放送でも岐阜県の風景や施設が登場する可能性があります。ぜひその点にもご注目いただきながらお楽しみいただければと思います。 また、県内ロケ地に関する情報については、岐阜県公式SNS等で順次発信してまいりますので、ぜひチェックしてください」
今夏以降は聖地巡礼と合わせて岐阜県を訪れる人が急増するのは間違いないが、ロケ地以外の見どころとは?
「今回登場した恵那市の岩村城下町は江戸時代の町並みが美しく残っており、名物のカステラや五平餅、地酒の蔵元など、歴史散策を楽しみながら、食べ歩きや買い物を満喫できる人気の観光スポットです。聖地巡礼にお越しの際は、明知鉄道で運行されている『VIVANT』のラッピング列車に乗ってお越しいただき、城下町に設置されている『VIVANT』ロゴマークをモチーフにしたフォトパネルで記念撮影を楽しんでいただくのがおすすめです」
岐阜県庁も、第12話のロケ地として登場した『ホワイエ』以外のオススメスポットが。
「北は飛騨地方の3,000m級の山々から金華山を取り巻く岐阜の街並み、南は名古屋の高層ビル群に至る濃尾平野など、360度の大パノラマを一望できる『20階展望ロビー』もあるのでおすすめです。
さらに岐阜県には、世界遺産『白川郷』、飛騨高山の古い町並み、長良川鵜飼、天下分け目の戦いで知られる『関ケ原古戦場』など、全国的にも知られる魅力的な観光資源があります。ロケ地巡りとあわせて、岐阜県ならではの歴史・文化・自然を楽しんでいただければ幸いです」
また岐阜県にはシーズン2のキーワードとなっている「ノアの方舟」を彷彿とさせる大垣市の『おおがき舟下り(たらい舟)』や「岐阜の方舟」と呼ばれる安八町にある大型の太陽光発電施設「ソーラーアーク」(9月頃から解体工事がスタート)などもあるだけに、『VIVANT』ファンは岐阜県に行くしかない?
