お笑い芸人『カナメストーン』の山口誠(左)と零士 撮影/吉岡竜紀

M-1グランプリ2025で敗者復活から決勝へ進出し、見るとクセになる独特なネタでインパクトを残したカナメストーン。中学時代からの同級生でコンビを結成した彼らは、かつて洋服のために借金をしていたほどのファッション好き。好きが高じてスタイルブックの出版も決まるなど、勢いに乗る彼らのブレイク後の変化とは?

買い物時に大きな変化

─M-1決勝進出後から、テレビ出演などの機会が増えたおふたり。お仕事上の変化はありましたか?

零士「仕事の内容は丸々違う感じがしますね。今まで共演したことがない先輩芸人さんたちと、ご一緒させていただけるようになりました」

山口「テレビで見てた人たちと一緒になるときが来るんだって思いましたね」

零士なんか不思議な気持ちで、緊張する間がないみたいな感じですね。“よくわかんねえし、やるしかねえだろ”みたいな

山口「“(明石家)さんまさんいるよ”とかね。“ヒデちゃん(中山秀征)いるよ”みたいな」

零士「そうそう。緊張するというより、“いまこの時間って本当なのかな?”みたいな気持ちでした」

洋服のために約750万円の借金をするなど、厳しい生活をしていた過去が。最近の買い物事情に変化はあった?

零士「洋服を買う頻度はかなり上がってます。ふたりで買い物に行ったとき、山口が試着をして“買います”って言っていて。お会計の前、山口に値段を聞いたら“わかんない”って返ってきて。前だったら、値段を見て買うのを渋ったりしてたんですよ。すごい変わったなあと思いましたね」

山口「襟なしのカーディガンジャケットを買ったんですけど、20%引きで、3万4000円でした」

零士「洋服を、値段を気にせずに買いたいがために、頑張ろうみたいなところもあったので、うれしいです」

山口僕ら、洋服以外にお金を使うところがないんです。衣食住だったら、服に一番お金をかけたいんですよね」

撮影時の事件は

─ファッション好きなふたりのスタイルブックの発売が決定。ふたりが共同生活をしている一軒家や、地元・茨城県鹿嶋市での撮影も。撮影時の面白エピソードは?

零士最悪の時間がありました。僕らの地元の地獄谷っていう幼少期のころから行っていた谷で撮影をしていたら、地元のおじさんが地獄谷について話をしてくれたんです。みんなもいると思っていたら、全員先に帰っちゃってたんですよ!」

山口「そうだっけ?」

零士「そうだよ! 俺が振り返ったら、みんなもう遠くにいてさ」

山口零士はコミュニケーションを大切にする人だからさ。あそこで邪魔しちゃいけないと思って。みんなで車に戻った(笑)

零士「助けてほしいときもあるんだけどなあ」

山口俺もショックな事件がありまして。海で撮影したときに、ヒトデがいたんですけれども、ヒトデを零士の鼻の前に持っていったら“くせえ!”って言われて……。“かわいいね”って言うかなと思ったのに」

零士「見せればいいじゃん。鼻の近くに持ってくるのがおかしいでしょ!」

山口「3回やって全部“くせえ!”って言われて。ショックでしたね」

200点以上のお気に入りアイテムの紹介や、ライブの日や、真冬に着る服など、シチュエーションごとのスタイリングも登場。スタイルブックの注目ポイントは?

零士「いろんな表情を出せていると思います。M-1のときのファッションは、それを着るだけで勝負の顔になるというか。服ももちろんですけど、表情からいろんな気持ちを読みとってもらいたいですね」

山口表情が引き出されたよね。カナメストーンのすべてが詰まっています

零士みんなに支えてもらった俺らが、こんなに大きくなりましたよっていうところを見てもらいましょう

カナメストーンスタイルブック 無限服2026』(ムゲンブクニーマルニーロク)定価:3300円(税込み)発売日:9月11日発売:主婦と生活社 ※画像をクリックすると、Amazonの購入ページにジャンプします。

発売記念イベントが開催決定!
・9月12日(土)トークショー
・9月13日(日)お渡し会 会場は両日ともに東京・オチャノバにて開催。
 詳細はQRコードまたは以下URLよりご参照ください。 https://www.shufu.co.jp/topics/detail/535554/


撮影/吉岡竜紀