歴代「好きな」男子バレー選手ランキング

 '64年の東京五輪で銅メダル、'68年のメキシコ五輪で銀メダル、そして'72年のミュンヘン五輪では金メダルと世界トップレベルの強豪だった男子バレーボール日本代表。'26年現在は新たな黄金期を迎えるかもしれない。先日まで開催されていたネーションズリーグでは惜しくもメダルに届かずも、開幕12連勝という新記録を達成。そんな新旧の全バレーボール選手(男子)で最も好きな選手を老若男女1000人に聞いた。

10位は加藤陽一(9票)

 '90年代から2000年代にかけて日本代表のエースとして活躍。全盛期に海外挑戦し、プレーと端正なルックスで人気を博した。現在は女子バレーチームのフロント。

「プレースタイルが美しかった。空飛ぶ貴公子」(75歳・女性)、「当時のエースとして日本代表を引っ張り、得点を決める姿がカッコよかったから」(47歳・男性)、「プレーで語る感じ」(56歳・男性)。

9位は清水邦広(12票)

 愛称は“ゴリ”。その名のとおり代表選手と並んでも目立つ筋骨隆々な身体から繰り出される強烈なスパイクが魅力。'25─'26シーズンをもって現役を引退。

「ゴリさんの愛称で今までずっと日本代表を引っ張ってくれていた。その頼もしさと笑顔が好きだったから」(35歳・女性)、「破壊力のあるアタックとジャンプ力」(46歳・男性)。

8位は朝日健太郎(14票)

 日本代表の主力だったが、ビーチバレーへ転向しバレー界を驚かせた。ビーチでは五輪にも出場。現在は参議院議員。理由は、そのほとんどが“顔”だった。

「とてもさわやか」(50歳・女性)、「顔がカッコよかったから」(50歳・男性)、「カッコよくプレーしていた記憶がある」(42歳・女性)。

6位に日本代表では監督も務めた大古誠司(15票)

 '72年ミュンヘン五輪の金メダルメンバー。“世界の大砲”と称されたエースアタッカー。日本代表では監督も務めた。

「日本を代表する力強いアタッカーとしてミュンヘン五輪で金メダルを獲得した」(71歳・男性)、「アニメドキュメント番組『ミュンヘンへの道』をよく覚えている」(69歳・男性)、「同年代としてそのプレースタイルが好きで応援していた」(80歳・男性)。

同率6位に西田有志(15票)

大阪ブルテオン所属の西田有志(SVL/JVLオフィシャルサイトより)

 同率6位に現役の主砲がランクイン。強打とサーブで日本代表を牽引する。

「代表デビュー時のサーブの強さに目を見張ったから」(52歳・男性)、「パワフルなスパイクが持ち味だけど、細かい小技やディグも得意で器用な選手だから」(37歳・男性)、「闘志を前面に出す表情とパワフルなスパイク」(55歳・男性)。

容姿でなくプレーで評価された選手!5位は猫田勝敏さん(41票)

 金・銀・銅すべてのメダルを獲得した“世界一のセッター”。正確無比なトスワークから“日本のコンピュータ”とも呼ばれ、また“天井サーブ”の考案者としても知られる。'83年、胃の悪性腫瘍のため39歳の若さで他界。今回のランキング中、プレーの評価で最多の票を集めた。

「世界で最もいろいろな技を発明した選手」(61歳・男性)、「天井サーブに衝撃を受けた」(59歳・男性)、「時間差攻撃とか攻撃を指揮するポジションであったから、大変だったと思う」(67歳・男性)、「どんなスポーツでも地味で職人タイプの選手が好きなので」(40歳・男性)。

4位は中垣内祐一(63票)

 '80年代後半から'90年代の絶対的エース“ガイチ”。ルックスの良さからタレント活動もこなした。

「バックアタックがカッコよかったです」(48歳・男性)、「日本代表を精力的に引っ張っていた姿に惹かれていました」(59歳・女性)、そして「プレースタイルも好きだが、顔もスタイルもカッコよかった」(59歳・女性)。

3位は高橋藍(87票)

 現役の日本代表で、21世紀生まれの初めての日本代表選手。ちなみに“ラン”は野球好きの父がホームランから名づけた。

「ハーフのようなイケメン!」(57歳・女性)、「高いレベルでこなす競技力と甘いマスクと親しみやすい人柄」(74歳・女性)。

 以上のようにルックスへの言及も多いが、プレーへの称賛も。

「サーブやアタックが強烈。レシーブも最後まで追うところがいい。高橋選手が出ているなら試合を見ようかなと思わせるカリスマ性がある」(48歳・女性)、「魅せるプレーが非常にうまいので、見ていてワクワクする」(41歳・男性)。

 なお高橋は男性23票に対し女性64票と、男女差が最も大きかった。

2位は川合俊一(110票)

川合俊一

 '80年代の男子バレー人気を牽引し、引退後はタレントとして活躍。現在は日本バレーボール協会会長。

「男子バレーをメジャーにした」(53歳・女性)、「イケメン選手の先駆者」(55歳・男性)、「日本代表で非常に頑張り、引退後はメディアに出てバレーボールを広めた」(73歳・女性)。

 ただし、この110票には少々の事情もまじる。今回のアンケートにおいて「他を知らない」「唯一知っている」という回答はほとんどが川合に集中。

「バレー選手は3人しか知らないので、いちばん印象深い人にした」(57歳・男性)、「1人答えろと言われたらこの人しか思い浮かばない」(52歳・女性)。

 おそらくバレーに関心のない層にまで最も名前が届いた選手。バレー界への貢献は計り知れない。

1位は石川祐希(139票)

男子バレー日本代表キャプテンの石川祐希

 堂々の1位は、現役の日本代表キャプテン。イタリア・セリエAで戦い続け、現在の日本男子バレー界の象徴的存在。

「ネーションズリーグでプレーしている姿がカッコよかった」(18歳・女性)、「リーダーとしても選手としても最高。変な噂もなくまじめ」(61歳・女性)、「世界最高峰での実績、バレー界に与えた影響は大きい」(38歳・男性)、「バレー一筋がにじみ出ていてカッコいい」(54歳・女性)。

 ちなみに男性だけで集計すると1位は川合(71票)で、石川(61票)を上回った。一方の女性票のみでは、石川が78票で1位、川合は39票で3位となった(2位は64票で高橋)。

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