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 『SMAP×SMAP』(フジ系)での異例の生謝罪から2週間、SMAP解散騒動はいったん収束とされ、メンバーそれぞれも通常業務にいそしんでいる。リーダー中居正広もまた、多忙スケジュールに身を任せているようだ。

「なじみの和食店で“オレさ、このまま干されるのかな”とボヤく、トホホな姿を『フライデー』に報じられてしまいました。すでに司会者としての地位を確立、番組を何本も抱えている売れっ子でさえ、今後の処遇を心配してしまう。それほどにジャニーズがテレビ局に与える影響は大きいのでしょう」(スポーツ紙記者)

 一方で「SMAP存続」には堂々“うん”と頷いたとされる木村拓哉。現在の“ツートップ”の力関係を物語るような“その後”だった。

「SMAPは最年長の2人が引っ張り、ときに衝突しながらも均衡を保ってきたグループです。例えば、コンサート演出は香取慎吾が担当していますが、歌を重視するキムタクに対し、お笑いも含めたエンターテイメントにこだわる中居。退社した元マネジャーIさんも含め、意見を出し合って完成させていたんです」(テレビ局関係者)

 テレビ番組の企画にしても、やはりツートップの意向が強く取り入れられていたという。

「それが今回の騒動で、詫びた詫びられた関係になってしまった。これは思いのほか大きいことです。Iさんもいなくなり、今後はジャニーズとのつながりを強めたキムタクに中居が物言えない、縦の関係、“独裁”体制にもなりうる」(前出・テレビ局関係者)

 そんな折に、どうやらSMAPを扱うジャニーズ事務所内の新体制が決まったようだ。彼らの上に立つのは誰なのだろうか。

「業界では“パパ”と呼ばれる古株の取締役のひとりです。Iさんのように現場で辣腕を振るうのではなく、“お目付け役”といったところ。『週刊文春』ではIさんの“後釜”として外資系広告代理店から転職してきたアラフィフの“美魔女”の存在を伝えています」(芸能プロ関係者)

 いったいどんな人物なのか。

「10代のころには女優として活動、映画出演の経験もあるだけに美貌はさすがのモノ。ここ2、3年のうちに、Iさんが取締役を務めていた関連会社『ジェイ・ドリーム』に引き抜いたとも。現場にはあまり姿を見せていませんが、周囲からの信頼も厚くバリバリ仕事をしているそう」(広告代理店関係者)

 実はIさん、この『ジェイ・ドリーム』で徐々に“地盤”を固めていたのだとか。

「一世を風靡した清楚系女優の元マネジャーを同じく同社に招き入れ、長らくキムタクがお世話になった女性誌元編集長もブレーンとして頼っていました。いずれも女性です。信頼がおけて、仕事のできる外様を周囲に置いた、“身内”企業ジャニーズにはできない独自の“城”を築こうとしていたのかも。それもメリー喜多川副社長は気に入らなかったのでしょうか」(芸能プロ関係者)