東洋大学の卒業証書を偽造したなどとして、有印私文書偽造・同行使等の罪で起訴されている、静岡県伊東市の田久保真紀前市長のパソコンから“新たな証拠”となりうるデータが押収された。
8月25日、静岡朝日テレビなどの報道によると、自宅から押収したパソコンを解析したところ、「偽造」した卒業証書データが見つかったとのこと。田久保前市長といえば3月、東洋大学学長と大学法学部長の“偽物”印鑑をネット通販で業者発注していたことも発覚。
自作した卒業証書に押印したと見られているが、その台紙とした「卒業証書」の偽造データが発見されたわけだ。今回の有印私文書偽造などの罪を問う裁判は年内にも開かれる見込みだが、この後に及んでも田久保前市長は「無罪」を主張する見込み。
「卒業証書が偽物だとすれば第三者が作成したものである」
偽造データの押収後もそう嘯いた田久保前市長。伊東市議会・中島弘道議長らに「19.2秒見せた」と主張し、また押収拒絶権を行使してまで、代理人の福島正洋弁護士の弁護士事務所の金庫に保管してある「卒業証書」だが、その実は「第三者が作成したもの」と、法廷では“被害者ムーブ”に持ち込む腹づもりなのだろうか。
「卒業証書作った」1年前の“告発文”
2025年6月に発覚した田久保前市長の学歴詐称疑惑において、卒業ではなく除籍と判明された後も「本物だったと信じている」と主張してきた証書。世間が騒動を注視する中、同年7月には中島議長宛に“告発文”も届いていた。
田久保前市長とは大学時代の「同級生」と名乗る人物から送られたのは【田久保市長の卒業証書の真実について】との書面。中島議長によると、告発文には【田久保だけ卒業できないのはかわいそうなので、卒業証書をお遊びで作ってあげた】とする趣旨の記述がなされていたという。
つまり“第三者によって卒業証書が作成された”事実が記されていたというのだ。とはいえ、騒動を取材するWebライターによると、
「“告発文”自体が騒動に乗じたイタズラの可能性もありますが、仮に同級生から自作証書を渡された事実があったとしても、それは“お遊び”の延長であり、学長印鑑の押印など精巧に作成されたものとは思えません。
ただ“第三者が作成した”との“逃げ口実”のヒントに使われた可能性はあります。田久保氏の私物PCから発見された偽造データですが、今度は“第三者が私のPCを使って作成したのかもしれない”といった主張を展開するかも……」
いったい誰が得するのか?
今回の報道を受けて、X上では田久保前市長への不信感がさらに高まっている。
《今更第三者が作成したものって主張はムリ過ぎ。だったらこれまでもそう主張してしてれば良かっただけのこと。よくまあ、こんな理由思いつくな…》
《百歩譲って第三者が作成したとしても、何がどうなったら、その偽造証書が田久保被告の手元に渡り、それを田久保被告が認識し、それを他人に提示するという流れになるのでしょうか》
《卒業証書偽造、誰か第三者がやった事? 貴方の卒業証書を偽造して いったい誰が得するのか? それは田久保さん貴方しか考えられない》
議会解散に市長の再任選挙と、多額の税金を払ってまで田久保劇場を見せられてきた伊東市民は、彼女と福島弁護士に何を思うか。
