永尾柚乃と芦田愛菜

 25日、『Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026』の受賞者が発表され、俳優として活動する永尾柚乃(9)が同アワード史上最年少で選出された。そして、授賞式で披露された9歳とは思えない堂々たるスピーチがファンの間で話題を呼んでいる─。

史上最年少受賞の永尾柚乃

MILK・曽野舜太とのツーショットを公開した永尾柚乃(公式インスタグラムより)

『Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026』は世界77か国・44のローカル版を発行する『Forbes』誌がグローバル展開するアワード企画だ。米国で2011年にスタートし、「世界を変える30歳未満の30人」を、ビジネス・サイエンス・スポーツ・エンタメなど多彩なジャンルから選出する。

「過去にはFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手、歌手のブルーノ・マーズなどの豪華面々が顔をそろえます。日本版でも、大谷翔平選手、井上尚弥選手らが受賞していて、永尾さんは本賞の“史上最年少受賞”となります」(芸能誌記者)

 そんななか、注目を集めたのが、授賞式での永尾の挨拶だった。

 トロフィーと副賞を受け取った永尾は「この度は『30 UNDER 30 2026』に選んでいただき、本当にありがとうございます。今まで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます」と受賞の感謝を述べた。そして、「言霊と言って言葉には力があると言われています。自分に限りを決めず、これからも正直に楽しくやりたいことをやっていきたいと思います。人間一人では生きていけません。今の私があるのは、これまで出会ったすべての皆さんのおかげです。心から感謝しています」と、9歳の口から出たとは思えない謙虚さに満ちた言葉で今後の抱負を語ってみせた。

 これには《多分本当に人生何周かしてるだろって思わされるくらい凄い》《芦田愛菜にも、同じように思ったけど…》《何を食べたらそうなるんだよ》と驚きの声が絶えない。

俳優デビューは1歳半

 2016年10月生まれの永尾は、俳優デビューがなんと1歳半。『CHANTO WEB』の母親への取材によると、最初は「記念になれば」という気持ちで俳優業をスタートさせたという。しかし、3歳ごろから本人の「真剣にやりたい」という気持ちから本格的に活動を始めたが養成所やレッスンなどには通わなかったという。

 永尾のブレイクのきっかけといえば、2023年放送の『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)だろう。人生をやり直すタイムリープを描いた同作で、永尾は「見た目は保育園児だが、中身は33歳」という難役を当時6歳ながら見事に演じ、主演の安藤サクラもその演技を絶賛したという。

 こうした早熟な才能ゆえ、永尾にはある“称号”がつきまとう─。

「今回の受賞でSNSでは《愛菜ちゃん超えてる》《芦田愛菜ちゃんと比較されるだろうな》などの定評が見られます。昨年の文春オンラインの一部報道では『芦田愛菜を超えると大絶賛』という見出しで取り上げられました。とあるイベントの台本を前日の夜遅くにもらい次の日には完璧に覚え、3歳の時から脚本を書く日常にテレビ関係者が永尾さんの女優魂を絶賛しているというものです。

 演技力に加え、聡明な受け答えや知的なコメントが、かつて天才子役として国民的な人気を博し、現在は慶應義塾大学に通いながら女優を続ける芦田愛菜さんの歩みと重ねられるのは、自然な流れかもしれません」(前出・芸能誌記者)

 比較される永尾だが、今回のスピーチで「自分に限りを決めずこれからも正直に楽しくやりたいことをやっていきたい」と語っており、誰かの後追いではなく、自分だけの未来を思い描いていることがうかがえる。

 2027年公開予定の映画『リタ』では永尾自身が初監督・主演・脚本・編集を担当し、プロデューサーを齊藤工(45)が担当する。「映画監督になりたい」という夢から始動した本映画の製作発表では英語でスピーチを披露し《芦田愛菜とはまた違う方向の才能を感じる》と言わしめた。

 9歳にしてすでに複数の顔を持つ永尾が、これからどんな道を歩むのか見守りたい─。