8月20日、フェルメールの名作の特別展を観賞するため大阪を訪れた愛子さま

 8月21日に始まったオランダの画家、ヨハネス・フェルメールの特別展。今回、最後になるかもしれないといわれている『真珠の耳飾りの少女』の来日には多くの国民が関心を寄せている。

当時まだ4歳の愛子さまは美術館に行くことは叶わなかった

開会の前日、開催場所となる大阪の中之島美術館では開会式が行われ、愛子さまがご臨席になりました。目玉である『真珠の耳飾りの少女』は別名『青いターバンの少女』とも呼ばれ、絵画の中の女性が被る鮮やかな青いターバンには、当時超高級だったラピスラズリを使用し、その色がとても印象的です。そして、暗い背景の中で光る真珠の耳飾りと、アンニュイな表情も人気の理由の1つになっています」(美術誌ライター)

 その印象的な表情をご覧になった愛子さまは「このまなざしが人気なのが分かりました」と英語を交えて話されたという。この名画、天皇陛下が数か月前に鑑賞されていたという。

今年の6月、両陛下はオランダを訪問されています。その際、陛下はオランダ国王と一緒にハーグにあるマウリッツハイス美術館を訪問されました。オランダの画家・レンブラントの絵画をご覧になった後、『真珠の耳飾りの少女』の前で国王とオランダのイェッテン首相と一緒に記念撮影されているのです」(皇室担当記者、以下同)

 2か月の時と国を越えて、親子で鑑賞された名画。きっとご家庭では会話に華が咲いたことだろう。

近年、愛子さまはかつて両陛下が訪問された場所に公務として呼ばれることも増えてきました。その際、よく『両親から話を伺っております』と、ご家庭で話題にされていることを明かされています。今回の国をまたいだ“親子の共演"についても、ご一家で話題に花を咲かせられたのではないでしょうか

 しかし、天皇家とのつながりはもっと昔から。かつて遠く離れた異国の地で、ご両親が一緒に深く心を寄せられた1枚なのだ。

2006年、両陛下と愛子さまがオランダを訪問された際も、両陛下はこの絵画をご覧になっているのです。2004年に雅子さまが適応障害を公表され、心配されたオランダ王室の招待を受けた形で実現したご静養の最中の出来事でした。当時まだ4歳の愛子さまは一緒に美術館に行くことは叶わなかったそうですが、両陛下にとっては忘れがたい大切な思い出の詰まった絵画になっていることでしょう

 愛子さまにとっては20年の時を超えた悲願の対面となった『真珠の耳飾りの少女』。ご両親にとっての感慨深い作品は、3人にとっての大切な作品へ変わっていく――。