筒井道隆

 9月18日に公開を控える映画『さとこはいつも』でかつて『あすなろ白書』で恋人役を演じた石田ひかり(52)と、33年の時を経て夫婦役で再共演を果たしているのが、筒井道隆(55)。

最高視聴率31.9%を記録した『あすなろ白書』

SNSで解禁された2ショットには、当時を知るファンから“筒井道隆の頼りなさが変え難い味になって記憶に残るドラマでした”“もう一回当時のメンバーでリメイク版としてフジテレビで連ドラ放送してほしい!”と歓喜の声が上がっています

同時に注目を集めたのが筒井の“現在”の姿です。シュッとしたフェイスラインに、落ち着いた大人の色気を感じさせる佇まい。かつての面影を残しつつも、渋みを増した最新ショットに、“そんなに変わってない”という声があるものの、“年齢を重ねてよい意味で円熟味が増してきた”“気が付けば名脇役になってた”という称賛が入り混じっています」(エンタメ誌編集者、以下同)

 筒井の変貌をきっかけに、改めて脚光を浴びているのが1993年にフジテレビ系で放送され、最高視聴率31.9%を記録するなど社会現象を巻き起こした伝説のトレンディドラマ『あすなろ白書』。かつて「あすなろ会」を結成して青春をともにしたメンバーたちの現在地とはーー。

『風、薫る』では、大学病院の院長役として出演する筒井

主人公・園田なるみを演じた石田ひかりは、今も変わらぬ透明感で活躍。そして、なるみを巡って掛居と対峙した取手治役は、当時SMAPのメンバーだった木村拓哉(51)でした。木村が石田を背後から抱きしめる「あすなろ抱き」は、今なお語り継がれる伝説のシーンです。さらに、繊細な青年・松岡純一郎を演じた西島秀俊(53)は、今や世界的な評価を受けるトップ俳優に。東山星香役の鈴木杏樹(55)も、ドラマや司会業で息の長い活躍を続けています。31年前、まだ20代前半だった彼らが、今や全員が日本のエンタメ界を支える重鎮となっている事実に、奇跡のキャスティングだったといえるかもしれませんね」。

『あすなろ白書』時代の石田ひかりと木村拓哉。あれから30年、2人は今も輝いている

 メンバーの中でも、独自のキャリアを歩んできたのが筒井道隆だ。

「一時期は地上波ドラマから距離を置き、趣味のロードバイクに情熱を注ぐなど、芸能界の喧騒とは一線を画した“マイペース”な活動でも知られてきました。しかし、その演技力は健在で、現在放送中のNHK連続テレビ小説『風、薫る』では、大学病院の院長役として出演しています。威厳と落ち着きを兼ね備えた姿に、視聴者からは“最初見た時は筒井さんだとはわかりませんでした”といった驚きの声も上がっていました」

 若き日の“掛居くん”が、31年の時を経て見せた「55歳のリアル」。映画での石田ひかりとの再共演は、ファンにとって単なる同窓会以上の、特別な意味を持つものになりそうです。31年という長い月日が流れ、それぞれが異なる道を歩みながらも、第一線で輝き続ける「あすなろ会」のメンバーたち。いつかまた5人が一堂に会する姿を見てみたい――そんな期待を抱かずにはいられません。