中島健人が8月29、30日に台湾で開催した初のアジアツアーで、Sexy Zone時代の楽曲『本音と建前』をソロで披露。ファンからは「歌ってくれてうれしい」と歓喜の声が上がる一方、「卒業したのに」と戸惑いも。さらに新生timeleszの新メンバーにまで議論が飛び火していて……。
Sexy Zoneの『本音と建前』
「え、本音と建前歌ったの?」
そんな驚きが広がったのは、中島健人が8月29日、30日の2日間、台湾・台北で開催した初のアジアツアー「“IDOL1ST KENTY” ASIA TOUR 2026」。ステージで披露したのは、かつて所属していたSexy Zoneの楽曲『本音と建前』だった。
同曲は2023年9月に発売されたSexy Zone通算24枚目のシングル。菊池風磨が主演したドラマ『ウソ婚』の主題歌で、椎名林檎が作詞・作編曲を手がけた楽曲だ。当時は中島、菊池、佐藤勝利、松島聡の4人で歌っていた、Sexy Zone時代の一曲である。
今回、中島がソロで歌ったことに対し、SNSでは、
《脱退してもグループの曲を歌っていいのはなんで?》
《自分で抜けたのにいつまでも歌い続けるのは何?》
《絶対一人で歌う曲じゃない》
といった否定的な声が上がった。一方で、
《もう聞けないと思っていたから嬉しい》
《3人も卒業しているのにtimeleszでSexy Zoneの曲歌っているから同じでしょ》
と、むしろ歓迎する声もあり、賛否が分かれている。
そもそも中島がSexy Zoneを卒業したのは2024年3月31日。その翌日、菊池、佐藤、松島の3人で活動を続ける形でグループ名を「timelesz」に変更した。その後、timeleszは新メンバーオーディションを実施。寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝が加入し、現在は8人体制となっている。
つまり現在のtimeleszも、中島が在籍していたSexy Zone時代の楽曲を歌い継いでいる。それだけに、「中島が卒業したのだから歌うべきではない」という意見に対して、“それならtimeleszが歌うのはどうなのか”という反論が出るのも無理はない。
「楽曲はメンバーの卒業とともに消えてしまうものではありません。過去のメンバーが歌うことも、現在のグループが歌い継ぐことも、ファンにとってはそれぞれに意味があります。ただ、Sexy Zoneからtimeleszへの改名、そして中島さんの卒業を経て、楽曲に対するファンの感情が一枚岩ではなくなっているのは確かでしょう」(芸能記者、以下同)
timeleszメンバーに飛び火
さらには、新生timeleszの新メンバーにまで話が飛び火。
《ケンティーはSexy Zoneだったからいいけど》
《timeleszの5人が歌うのは違う》
という趣旨の声まで見られる。
「中島さんにしてみれば、自分も歌ってきた楽曲を、ソロになった現在も大切にしているということなのでしょう。一方で、Sexy Zoneというグループそのものに強い思い入れを持つファンからすれば、“4人で歌った曲”という記憶が強く残っている。
だからこそ、中島さんが歌うことには『本人だから』という納得感がある一方、加入したばかりの新メンバーが歌うことには、まだ違和感を覚える人がいるのも理解できます。ただ、timeleszもSexy Zone時代の楽曲を歌い継いでいる以上、誰が歌うべきなのかという線引きは、ファンそれぞれの思いによって変わってくるのでしょう」
中島は卒業後、ソロアーティストとして活動。2024年12月には1stアルバム『N/bias』をリリースし、俳優としても活動を続けている。直近では8月19日に3rdシングル『鬼事/Fiction Love』を発売。「鬼事」はアニメ『逃げ上手の若君』第2期のオープニングテーマ、『Fiction Love』は自身が主演する映画『ラブ≠コメディ』の主題歌となっている。
それぞれが別の道を歩み始めた今も、楽曲には当時の記憶が残っている。だからこそ「誰が歌うのか」は、単なる楽曲の問題ではなく、ファンにとって“あの頃”をどう受け止めるかという、複雑な感情にもつながっているようだ。
