田原俊彦と近藤真彦

 8月29日、関根勤さん(73)のYouTubeチャンネルに、歌手の近藤真彦(62)が出演。かつて「たのきんトリオ」として共に大ブレークした田原俊彦さん(65)との“不仲説”について言及し、大きな話題を呼んでいる。ネット上では往年のファンから「たのきんの共演が見たい!」と熱望する声が上がっていますが、現実には再結成や共演は極めて厳しいと言わざるを得ないという。その裏にある「大人の事情」とは――。

“超一流ギタリスト”として大成した野村義男

動画では、かつて同じ旧ジャニーズ事務所で活動した川崎麻世さん(63)から「たのきんの“た”(田原)と“きん”(近藤)が仲が悪いって説が当時あった」と切り込まれる一幕がありました。これに対し近藤さんは、当時は事務所の方針で「番組に一緒に出さない」という決まりがあったと説明。「番組に出さないから『仲が悪いのかな?』って言われちゃってるだけで、本人たちは何ともないのよ」と不仲の噂を否定しました」(テレビ誌編集者)

 この発言を受け、ファンからは再結成を期待する声が上がっているものの、芸能事務所関係者は「共演はあり得ない」と話し、こう続ける。

最大の理由は、2人の“音楽活動に対するスタンスの違い”にあります。田原さんは現在も現役さながらのダンスパフォーマンスを維持し、ホール規模での全国ツアーを毎年精力的に完走。喉のケアや体形維持にも妥協がありません。

 一方の近藤さんは、不倫騒動による自粛と退所を経て活動を再開したものの、主な活動はレースチームの監督業や、ファン向けのディナーショー、限定的なライブにとどまります。ステージにかける熱量と仕上がりの差は歴然で、今ふたりが同じステージに並べば、その「パフォーマンス格差」が浮き彫りになってしまうでしょう」

 さらに、再結成の鍵を握る「よっちゃん」こと野村義男さん(61)の存在も外せない。

「野村さんはトリオ解散後、アイドルの枠を飛び越え、ギタリストとしての道を邁進してきました。自身のバンド活動のみならず、数々の有名アーティストのサポートギタリストとして、音楽業界で確固たる地位を築き上げています。一人の“超一流ギタリスト”として大成した野村さんにとって、今さら過去の“アイドル企画”に乗るメリットはありません。それぞれの道を極め、異なるフィールドで生きる3人が、再び足並みをそろえることは極めて困難なのです

 かつて1980年代前半のエンタメ界の頂点に君臨した「たのきんトリオ」。不仲説が否定されたことはファンにとってうれしいニュースだが、それぞれが別の道を極めた今、無理に再結成を追う必要はないのかもしれない。あの熱狂的な日々は「美しき思い出」のまま胸に留めておくことこそが、ベストな選択と言えるだろう。