芦田愛菜

 9月3日、動画配信サービス「Prime Video」は、都内で戦略発表会「Prime Video Presents 東京」を開催。発表されたのはPrime Originalドラマ『薬屋のひとりごと』を芦田愛菜主演で製作し、2028年に世界独占配信するという内容だった。

テレビアニメ版は世界的な人気

漫画『薬屋のひとりごと』スクウェア・エニックス

 同作は日向夏の同名小説を原作としている。架空の帝国の後宮が舞台で、花街育ちの薬屋である主人公・猫猫が、薬学の知識や鋭い観察眼を発揮し、宮中で起きるさまざまな事件を解決していくというストーリーだ。

「2023年から放送されたテレビアニメ版は世界的な人気を獲得しています。10月2日からは第3期が放送予定。さらに12月11日からは『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の放映も決定しています」(芸能記者)

 アニメシリーズを送り届けてきた東宝と、Amazon MGMスタジオがタッグを組むことで世界配信が実現。プロデューサーの臼井央氏は実写化へ踏み切った理由を「とにかく原作が面白かったということに尽きる」と語り、「実写化は大きなチャレンジ」と意気込む。

 後宮の世界を映像化することについては、「美術であり、衣装であり、VFX、すべての力を総動員して、とにかく皆さんが納得する世界を作らなければいけない」と決意を見せた。そして、実写化が実現した理由の一つには「我々にとって理想の猫猫がいた」ということも挙げている。

 原作者の日向氏はコメントで「あまりに豪華なセットや衣装を見て、いったいいくらかかってるんだ、などと下世話なことばかり考えておりました」と驚きを語った。「どれもこだわりが見られるもので、皆さんに満足していただけるものが出来上がっているかと思います」と出来栄えを絶賛。

原作小説からのファンの芦田愛菜へ期待

 芦田は原作小説からのファンであることを明かし、「大好きな作品の大好きなキャラクターを演じることができるというのは、このうえない幸せだなと感じました」と喜びを見せている。「イチファンとして作品への、猫猫への愛をたくさん詰め込んで撮影させていただきました」と意気込みを語った。

「猫猫は、やや不愛想でマイペースなキャラクター。無表情であまり感情を表に出さない一方で、事件の犯人を苛烈に責め立てるような場面もあります。清楚で明るいイメージのある芦田さんが、あまり演じたことのないタイプかもしれません」(前出・芸能記者)

 芦田がキャスティングされたことにファンからは、《ピッタリなキャスティング!》《これは期待できそう》などの歓喜の声が上がった。その一方で

《愛菜ちゃんだと育ちが良すぎて合わないかも》

《いちいち実写化しないでいいのに。世界観が壊れる》

《愛菜ちゃんは良いけど、壬氏様のキャスティング次第》

《愛菜ちゃんは嫌いじゃないけど、猫猫のイメージではない》

 といった懸念も上がってきている。

 アニメや漫画の実写化はどうしてもファンからの厳しい目が向けられる傾向にある。そのハードルを無事に乗り越えていってくれることを期待したい。