ふるさと納税のイメージ

 高級なお肉やフルーツも魅力だけれど、物価高の今こそ狙いたいのは生活必需品。毎月買うものを「ふるさと納税」に置き換えるだけで、家計はぐっとラクになる。ふるさと納税プランナー・森口恵美さんに、“生活防衛”にぴったりの返礼品を教えてもらった。

品質や使いやすさにこだわった返礼品が充実

「ふるさと納税」というと、ブランド牛や高級フルーツなど「ちょっと贅沢な返礼品」を思い浮かべる人も多いだろう。

 しかし、物価高が続く今、ふるさと納税プランナーの森口恵美さんがおすすめするのは、お米やトイレットペーパーなど、毎日の暮らしに欠かせない生活必需品だ。

節約を意識するなら、『今、スーパーなどで買っているものを返礼品で賄う』という発想がおすすめです。いつも必ず使うものだからこそ、節約効果を実感しやすく、お米など重いものを買いに行く負担も減らせます」(森口さん、以下同)

 近年は、制度の見直しでポイント還元率を競う時代ではなくなった一方、品質や使いやすさにこだわった返礼品を充実させている自治体も増えているという。

量だけでなく、自分の暮らしに合った返礼品を選ぶと満足度につながります。食品ロスを防げる小分けタイプや、健康を意識した調味料なども狙い目。防災に役立つ返礼品も充実しています

 ふだん使いのものを計画的に返礼品でそろえる。暮らしに寄り添った返礼品選びが、これからのふるさと納税の新常識といえそうだ。

第1位 島根県松江市 [全6回定期便]新米コシヒカリ5kg 寄付額7万円

第1位 島根県松江市 [全6回定期便]新米コシヒカリ5kg 寄付額7万円

「お米マイスターが選んだ、精米したてのおいしいお米が5kgずつ毎月6か月届く返礼品。重いお米を運ぶ必要がなく、買い忘れの心配もありません。夫婦2人暮らしだと、ちょうどいい量です」(森口さん、以下同)

第2位 高知県高知市 3倍長持ちトイレットペーパーサンハニー 18ロール(無地ホワイト)寄付額1万8000円

第2位 高知県高知市 3倍長持ちトイレットペーパーサンハニー18ロール(無地ホワイト) 

「1ロール150m! 通常の54ロール分のトイレットペーパーが箱入りで届きます。コンパクトなので収納しやすく、防災備蓄を兼ねた究極の生活防衛返礼品。程よいやわらかさで、使い心地も大満足です

※掲載時の「ふるさとチョイス」「楽天  ふるさと納税」の金額

第3位 大阪府泉佐野市ソフトパックティッシュ60パック×400枚 寄付額1万円

第3位 大阪府泉佐野市ソフトパックティッシュ60パック×400枚 寄付額1万円

「かさばる外箱のないソフトパックだから、ゴミが少なく、収納もすっきり整います。毎日使うものだからこそ、返礼品で置き換えると家計への効果を感じやすい。トイレットペーパーと同様に、生活防衛に役立つ一品」

第4位 和歌山県新宮市 骨なし銀シャケ切身と塩さばのセット(合計16枚) 寄付額1万4000円 

第4位 和歌山県新宮市 骨なし銀シャケ切身と塩さばのセット(合計16枚) 寄付額1万4000円

「適度な塩味と丁寧に骨抜きされた銀シャケ切り身8枚と塩サバ8枚のセット。ふだん買い渋りがちな日常使いの魚を返礼品で確保。必要な分だけ解凍できるので、食品ロスも防げ、堅実な節約につながります

第5位 高知県須崎市 漬け丼セット(計5~10パック) 寄付額1万2000円〜1万5000円

第5位 高知県須崎市 漬け丼セット(計5~10パック) 寄付額1万2000円〜1万5000円

カツオのたたきやサバ、真ダイなどをタレに漬け込んだ冷凍製品。流水解凍するだけで本格的な海鮮丼が完成。料理をするのが面倒というときに重宝します。見た目も豪華なので、家にいながら外食気分を味わえます

第6位 宮崎県都城市 前田さん家のスウィートポーク 切り落とし5kg 寄付額1万7000円

第6位 宮崎県都城市 前田さん家のスウィートポーク切り落とし5kg 寄付額1万7000円 

炒め物や煮物など、何にでも使える切り落とし肉。豚肉の甘みがしっかりと感じられます。500gずつ小分けされているので、保存しやすく、必要な分だけ使えて便利。1万7000円で5kgと、コスパの高さは抜群です

第7位 兵庫県多可町 国産有機醤油と黒大豆しょうゆ詰め合わせ 寄付額1万5000円

第7位 兵庫県多可町 国産有機醤油と黒大豆しょうゆ詰め合わせ 寄付額1万5000円

厳選された材料だけでつくられる、安心・安全でおいしいしょうゆ。賞味期限が長いのもうれしいところ。毎日使う調味料こそ、少し上質なものを選ぶと食卓がぐっと豊かになって、物価高のダメージを直接カバーできます

制度が変わってもおトクは続く! 

 ポータルサイトによるポイント還元は終了したが、ふるさと納税自体の魅力は変わらない。クレジットカードの通常ポイントや、「訳あり」「限定」返礼品、自治体のLINE登録などを活用すれば、おトク感はアップ。

「返礼品」失敗しない選び方

□「今必要なもの」を選ぶ
 米やトイレットペーパー、ティッシュなど、定期購入している日用品を返礼品にすると、節約効果を実感しやすい。

□定期便を活用する
 毎月届く定期便なら、無駄なく使い切れて、保管場所にも困らない。米だけでなく、肉や海鮮、フルーツ、日用品などいろいろ。

□届く時期を分散させる
 米や冷凍食品、トイレットペーパーは一度に申し込むと、保管場所に困ることも。配送時期をずらすのもコツ。

※掲載情報は2026年8月10日現在のものです。

森口恵美さん ふるさと納税プランナー。ファイナンシャルプランナーとして家計や節約術のセミナーを行うなか、出産を機に「ふるさと納税プランナー」としての活動を開始。現在、SNSなどを通じて情報を発信中。
●インスタグラム:@FURUSATO.MEMO
https://www.instagram.com/furusato.memo
●ブログ:「ふるさと納税プランナー 森口恵美のふるさとメモ」
https://furusato-memo.net