プロ野球のパ・リーグで首位を独走している、福岡ソフトバンクホークス。9月8日には、日本ハムファイターズ戦で14-1の大勝を飾り、現在は優勝までマジック13となっている。しかし翌日、世間を大きく騒がせたのはそんなホークスの“OB”だった――。
知人女性に“不同意わいせつ”の疑い
9月9日に発表されたのは、福岡県で起こった“不同意わいせつ事件”。逮捕されたのは、福岡県大野城市川久保に住む、元ホークス選手の宮地克彦容疑者(55)だ。
「宮地容疑者は、8月17日の夜から18日の朝までの間、自宅で20代の知人女性に対して、下着の中に手を入れて尻を触ったり、唇にキスをするなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。事件後、女性が“わいせつな被害にあった”と警察に被害届を出したことで事態が発覚。被害者や関係者に話を聞くなどの捜査を進めた結果、宮地容疑者が関与した疑いが強まったとされています」(スポーツ紙記者)
現役時代の宮地容疑者は、ファンの記憶に残る野球人生を歩んでいた。
「高校時代は1年秋からエースとして活躍。3年生だった1989年に主将・エースとして春・夏ともに甲子園出場を果たし、夏の大会ではベスト4にも進出しました。ドラフト4位で西武ライオンズに入団すると、初めこそ高卒ルーキーながら開幕一軍に抜擢されたものの、調子を崩して外野手に転向。2003年にはひざの故障で出場機会が激減し、チームから戦力外通告を受けました。
その後は現役続行を目指して、いくつかの球団の入団テストを受けるも不合格。12球団合同トライアウトにも参加したものの獲得球団はなく、結果として福岡ダイエーホークスにテスト入団しました。このホークス入団が転機となり、2004年はシーズン途中からライトのレギュラーに定着。2005年には開幕スタメンの座を勝ち取り、ベストナイン外野手部門にも選出され、その活躍から“リストラの星”と呼ばれファンに広く愛される選手でした」(野球専門誌ライター)
「決してわいせつな目的ではありませんでした」
ホークス退団後は、独立リーグでのプレーも経て引退を迎えた宮地容疑者。プロ引退後も、野球とは密接に関わってきた。
「2008年から2010年にかけて、ホークスの二軍育成担当コーチに就任。2011年からは西武の二軍外野守備走塁コーチを務め、2014年からは同球団の一軍打撃コーチも歴任。その後も栃木ゴールデンブレーブスのヘッドコーチや同チームの親会社が保有する女子硬式野球部のゼネラルマネージャーを務め、2022年からは女子硬式野球クラブチーム『九州ハニーズ』の代表兼監督に就任しています。SNSでも《拡がれ女子野球をテーマに活動してます!》と発信していただけに、今回のわいせつ事件にショックを覚えた人は多いでしょう」(同・野球専門誌ライター)
元ホークスかつ、現役の女子野球チーム監督が起こした、まさかの不同意わいせつ事件。世間では、宮地容疑者の“言い訳”にも注目が集まっていて……。
「取り調べに対して、宮地容疑者は“結果としてわいせつな行為かもしませんが、決してわいせつな目的ではありませんでした”などと話し、容疑を一部否認しているといいます。この説明に対して、ネット上では“何言ってんだこの人…”“意味不明”“このご時世にただのスキンシップでしたなどは通用しない&わざわざ手を入れて触ったのにこの言い訳…”“わいせつ目的じゃなく下着の中に手を入れて尻を触って唇にキスをするのか?”“それだけやっておいて『わいせつ目的じゃない』は無理筋だわ”など、ツッコミが殺到しています」(前出・スポーツ紙記者)
SNSには、「現役時代の『リストラの星』としての泥臭い努力や、指導者としての姿を応援していたファンも多いだけに本当にショックです…」「何より女子野球チームの監督を務める立場でありながら、このような事態になったことが残念でなりません」などの反応も多く寄せられている。
宮地容疑者が何を“目的”としていたかは未だ不明だが、求められているのはファンやチームにとって納得のいく説明だろう。
