8歳にしてモデルデビューを果たした、パンサー・尾形貴弘の長女・さくらちゃん。「パパより有名になりたい!!」と意気込む一方で、父親は「サンキュー!」のギャグでおなじみ。芸能界で活動する2世には、親の名前だけでなく“持ちネタ”まで背負うケースも。岡田結実、浜口京子らの現在を見ると――。
2世ならではの洗礼
「パパより有名になりたい!!」そんな思いを胸に、芸能活動をスタートさせたのが、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(49)の長女・さくらちゃん(8)だ。
9月10日、女子小中学生向けエンタメファッション誌『Cuugal』のクリエイターモデルに就任することが発表された。さくらちゃんは今年5月から6人組キッズクリエイターグループ「有名になりたい」のメンバーとして活動。昨年には日本テレビ系『しゃべくり007』で、父・尾形との親子共演も果たしている。
『Cuugal』の公式発表では、父親について「『サンキュー!』の持ちギャグと、ドッキリで見せる全力リアクションでおなじみ」と紹介。さくらちゃん自身も、すでにSNSなどで父親の名前を前面に出しながら活動している。
そこで気になるのが、今後待ち受けるかもしれない“2世ならではの洗礼”だ。
「2世タレントの場合、本人がどれだけ別のジャンルで活動していても、親の名前とセットで見られる時期があります。特に尾形さんは『サンキュー!』という非常に分かりやすい持ちギャグがある。さくらちゃんがモデルとして登場した際に、周囲から『お父さんのギャグやって!』と期待される可能性は十分にあるでしょう」(芸能記者、以下同)
実際、親の持ちネタを背負った2世は過去にもいる。
その代表格ともいえるのが、タレント・岡田結実(26)。父親は「ますだおかだ」の岡田圭右(57)で、「閉店ガラガラ。出た! ワオ!」などのギャグで知られる。
結実は芸能活動を始めたころ、イベントなどで父親の持ちネタを披露したことも。「閉店ガラガラ。出た! ワオ!」と父親さながらのギャグを披露し、会場を沸かせた。
その後、結実はタレントとしてだけでなく女優としても活動。2017年には映画『傷だらけの悪魔』で女優デビューを果たすなど、父親とは異なるフィールドでもキャリアを築いてきた。
「岡田さんのケースは、親の知名度を入り口にしながら、本人が別の個性を確立していった好例でしょう。最初は『岡田圭右の娘』として注目されても、そこから何を武器にするかは本人次第です」
2世キッズの勝負どころ
もう一人、親の強烈なキャラクターと自身の個性が重なる2世タレントが、レスリング五輪メダリストでタレントの浜口京子(48)だ。
父親は元プロレスラーのアニマル浜口。「気合だ! 気合だ! 気合だ!」の掛け声で知られ、現役引退後もテレビなどでその姿を見せてきた。
京子も父親と共演する際などに「気合だ!」の掛け声を披露している。東京都の広報でも、アニマル浜口について「『気合だ!』の掛け声で知られる」と紹介され、親子の代名詞ともいえる言葉になっている。
ただ、京子の場合は「親のギャグを継いだ」というより、父親から受け継いだキャラクターや生き方そのものが自身の個性の一部になったケースといえる。尾形さくらちゃんも、これからモデルとして活動する中で「尾形の娘」という肩書だけでは厳しい世界だ。
「親の持ちネタを求められること自体は、最初の話題づくりとしては決して悪いことではありません。ただ、それをずっと続ける必要はない。『サンキュー!』をやる娘として知られたあとに、“さくらちゃん自身の武器”が何になるのか。そこが2世キッズの本当の勝負どころだと思います」
果たして、さくらちゃんが父親譲りの「サンキュー!」を披露する日は来るのか。それとも、父親とはまったく違う道を突き進むのか。8歳の新たな挑戦は、まだ始まったばかりだ。
