2026年9月上旬、自宅から姿を見せた布施博

 8月4日付で、布施博が代表取締役を務める芸能プロダクション「有限会社馬力屋」が、東京地裁立川支部から破産手続き開始決定を受けていた。

 布施といえば、かつて数々のトレンディードラマに出演。日本テレビ系『伊東家の食卓』でもお茶の間の人気を集めた。

全盛期には年収が2億円を下らなかったそうです。3億円以上の豪邸を建てて、およそ2年で借金を返済できたんだとか」(スポーツ紙記者、以下同)

 プライベートでは、1992年に女優の古村比呂と結婚し、3人の子どもに恵まれたが、2009年に離婚。

「その後、自身が主宰する劇団に所属している女優の井上和子さんと2012年に再婚しました」

 そんな布施の生活を一変させたのが“介護問題”だった。

「2014年ごろから実母に認知症の兆候が現れ、2018年に亡くなるまで、在宅介護に奮闘していました」(芸能プロ関係者)

お金もないし、資産もゼロ

 6月にウェブサイト「介護ポストセブン」に掲載されたインタビューでは、自身の“終活”についてこう語っていた。

《全然していません。お金もないし、資産もゼロですから》

 そう明かした直後に、事務所が破産。同社の取締役の一人に、布施からどんな説明があったのか聞くと、

「布施さんからは何もありません。事務所の顧問弁護士から連絡があって、破産を知りました」

2026年9月上旬、自宅から姿を見せた布施博。段ボールを杖代わりにして歩いていた

 この取締役によると、布施と最後に仕事をしたのは、およそ1年前。テレビ関連の案件だったといい、その後は連絡を取っていない。事務所の負債額については、

「お答えできません」(同・取締役)

 とのことだ。全盛期に比べてテレビでの露出は大幅に減ったものの、2025年はBSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』に出演した布施。今年2月に上演した舞台は、およそ6年ぶりの劇場公演だった。

 そんな布施の芸能活動を支えているのは、馬力屋だけではなかった。「株式会社サン・オフィス」という芸能プロダクションのホームページには、布施の名前が《常務取締役》として掲載されている。同社に布施の仕事について聞いてみると、

「最近もご一緒しましたし、今後控えている仕事もあります」

 とのことだった。自らの事務所は破産したものの、芸能活動をやめたわけではないようだ。

本人に聞いた事務所破産と今後

 そこで週刊女性は、布施の自宅前で本人に直接、話を聞いてみたが、

「すべてを弁護士に任せていますから」

─今後の芸能活動の予定は?

「それも弁護士と相談していますので」

 とだけ言って、自宅の中に戻っていった。2018年には脊柱管狭窄症が判明。歩行に支障が出るほど悪化したが、この日は細長い段ボールを杖代わりのようにして歩く姿が見られた。

 会社に幕が下りても、俳優・布施博の幕まで下りたわけではないようだ。