桑田真澄、松井秀喜、イチロー

 現在セ・リーグで2位に位置する読売ジャイアンツ。監督不在の状況で奮闘する橋上秀樹監督代行に、“よくやっている”と労う声も少なくない。しかし何と言っても巨人ファンとして気になるのは、“次に監督に就任するのは誰か”ではないだろうか。そこで全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に、「巨人で監督をしてほしい人」についてアンケートを取った。

第8位は落合博満、阿部慎之助、上原浩治の3名が同時にランクイン

落合博満

 落合博満は現役時代に、ロッテ、中日、巨人、日本ハムの計4球団に在籍。引退後には中日の監督を務めている。特筆するべきはその実績だ。ロッテ時代は3度の三冠王に輝き、中日での監督時代に4度のセ・リーグ優勝。さらに2007年には日本シリーズ優勝を達成している。どこでも結果を出す彼に期待の目を向ける人は多い。

《名将中の名将だと思うから。どの球団でも必ず結果を出している》(東京都・55歳・男性)

《実績があるから》(福島県・36歳・男性)

厳しい指導や采配には賛否ある阿部慎之助前監督

 巨人の監督不在を招いてしまった張本人・阿部慎之助。娘への暴行容疑での逮捕をきっかけに辞任したが、シーズン開幕後の出来事だったため「中途半端すぎる退任」との声も。家庭内のトラブルといったこともあり、「十分に反省したのならチャンスを与えてもいいのではないか」という意見も上がっている。

《中途半端に退任したので、戻ってほしい》(大阪府・51歳・男性)

《もう一度チャンスを与えたい》(愛知県・48歳・男性)

上原浩治

 落合、阿部と並んだのが上原浩治だ。上原は1998年のドラフト会議で“逆指名”によって巨人軍に入団。その後2008年まで在籍し、数々のタイトルを獲得した。巨人軍のイメージが強いことに加えて、9年間のメジャー経験も監督として“見てみたい”と思わせる要因なのかもしれない。

《選手時代から巨人軍のイメージが強い》(埼玉県・58歳・女性)

《メジャー経験も生かせそうだから》(大阪府・59歳・男性)

第6位は原辰徳と新庄剛志

原辰徳氏

 これまで3期17年にわたって巨人の監督を務めた原辰徳。その間、9度のリーグ優勝と3度の日本一に輝いた彼の復帰を願う声は多い。現在68歳。一線を退いてはいるが、まだまだ監督としての活躍を期待できるのではないだろうか。

《巨人と言えば原辰徳さんだと思うからまた監督として戻ってきてほしい》(大阪府・55歳・女性)

《長い日数やっていて実績があるので》(愛媛県・33歳・男性)

新庄剛志監督

 現役時代の活躍もさることながら、“ビッグボス”として日本ハムを改革してきた実績が評価されている新庄剛志。監督としてはまだ日本一に輝けてはいないが、彼の手腕で巨人を“いい意味で”ぶち壊してくれそうという期待がある。

《お堅い球団イメージをぶち壊してリニューアルしそうだから》(東京都・50歳・男性)

《ビッグボスとしていいイメージがあるから》(群馬県・42歳・男性)

第5位は“優勝請負人”工藤公康だ

工藤公康

 現役時代にリーグ優勝14回、日本一に11回輝き、“優勝請負人”と呼ばれた工藤公康。監督として就任したソフトバンクでも7年間で5度の日本一を獲得した実績を見れば、その実力は明らかだ。工藤公康なら、巨人を優勝に導いてくれると期待する声が多いのも頷ける。

《優勝請負人だから》(岩手県・59歳・男性)

《ソフトバンクで何度も優勝に導いている》(埼玉県・59歳・男性)

第4位は野球解説でもお馴染みの江川卓

2025年11月の「長嶋茂雄さんお別れの会」に参加した江川卓氏

 現役引退後、長年野球の解説を担当し数々のテレビ番組に出演してきた江川卓。そこで見る理路整然とした分析に、監督としての能力を期待する声が多い。また、江川がドラフトで指名された球団への入団を拒否し、1年浪人してまで巨人入りを切望したのは有名な話。それほど巨人にこだわるのなら、監督としても活躍するのではないかといった意見も見られた。

《一度は江川の監督姿を見てみたいし、野球解説での理論的な彼のスタイルが、実戦でも通用するかが興味津々》(福島県・60歳・男性)

《巨人入りにこだわっていたので監督姿も見てみたい》(東京都・56歳・男性)

第3位にはイチローがランクイン

イチロー

 巨人の監督といえば、暗黙の了解として“生え抜き”の人物が就任してきた。しかしそんな体制に異を唱える人もいるようで、「イチローなら新しい風を入れてくれる」と期待する声があがった。また、野球に詳しくない人でも知っているほどの抜群の知名度、そして真面目な人柄が“彼を監督に”と推す一因となっている。

《正直野球に関してほとんど知らないが、イチローならやると決めたら徹底的にやってくれそう》(東京都・50歳・女性)

《生え抜き以外で新しい風を入れて欲しいし、イチローの采配に興味がある》(兵庫県・57歳・男性)

《真面目だし、雰囲気良くチームをまとめてくれそう》(岡山県・39歳・女性)

第2位には桑田真澄が選ばれた

桑田真澄氏

 桑田は2007年に1年だけパイレーツでプレーした以外は、野球人生のすべてを巨人に捧げてきた。現役引退後も巨人で投手コーチや2軍監督に従事。2軍監督時にはイースタン・リーグで優勝するなど実績は十分だ。また彼の野球理論を支持する声も多く、「監督に向いている」と期待されている。

《卓越した野球理論と人を動かす姿を見てみたい》(北海道・56歳・男性)

《2軍監督で十分な実績があるから》(岡山県・53歳・男性)

《理論派であり、前監督の阿部さんとは、正反対の人物で監督向きだと思う》(北海道・52歳・男性)

第1位に輝いたのは“ゴジラ”松井秀喜だ

松井秀喜氏(2025年11月)

 1992年にドラフト1位で巨人に入団。10年の在籍を経て、メジャーでも活躍した松井秀喜。巨人時代には4度のリーグ優勝と3度の日本一に貢献しており、メジャーでもヤンキース在籍時にワールドシリーズMVPを獲得している。

 実力・実績はもちろんだが、松井を推す人の中には彼の“カリスマ性”を挙げる声も多い。これまでスキャンダルもなく、人柄も申し分無し。さすがミスタージャイアンツ・長嶋茂雄が認めた男だ。「ぜひ長嶋さんの遺志を継いで欲しい」と願う声が後を絶たない。

《人間性が良い、カリスマ性がある、長嶋茂雄さんが松井秀喜さんを監督になること望んでいたから》(広島県・49歳・男性)

《待望の人です。長嶋さんの遺志を継ぐのはこの人しかいません》(東京都・58歳・男性)

《自分の世代だと松井秀喜は別格だから  悪い噂もないし応援出来る》(香川県・50歳・男性)

 果たして次の監督にはこれまで通り“生え抜き”が選ばれるのか、それとも“新しい風”が吹くことになるのか……。もしかすると、現在巨人軍を指揮している橋上監督代行の監督就任もあるかもしれない。巨人の次期監督人事には注目が集まるだけに、誰になったとしても論争が巻き起こりそうだ。

全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施した「巨人で監督をしてほしい人」ランキング

1位:松井秀喜 148票
2位:桑田真澄 79票
3位:イチロー 43票
4位:江川卓 27票
5位:工藤公康 18票
6位:原辰徳 16票
6位:新庄剛志 16票
8位:落合博満 13票
8位:阿部慎之助 13票
8位:上原浩治 13票

※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて9月、全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施