WEST.の重岡大毅

 9月11日に公開された、WEST.重岡大毅主演の映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』が思わぬ苦戦を強いられている。8月30日にメンバーの藤井流星と小瀧望が脱退発表したWEST.だが、その影響からか“ファン離れ”を招いてーー。

公開初日の興行収入は1600万円、週末も思うように客足が伸びずに4000万円〜5000万円ほどにとどまり、3日間で約6000万円と1億円にも届いていない模様。初週ランキングもギリギリ10位にランクインと、来週には早くも圏外の危機を迎えています。

 サスペンスとして内容自体は決して悪くはないと思いましたが、重岡さんのファンが足を運ばない以上は巻き返しは難しいかも。なんでもWEST.の地元、大阪の各映画館も空席が目立つようで、プライベートの“発表”がファン離れにつながっているとも考えられます」

 旧ジャニーズ事情に詳しい芸能ライターが指摘する「発表」というのは、8月9日にSTARTO ENTERTAINMENT社の公式サイトで発表された重岡、濵田崇裕ら両メンバーの結婚報告。しかも重岡の場合、“授かり婚”どころか、すでに第1子が誕生していることも発表されたのだ。

なぜ順序立てて発表しなかったのか

お相手は“一般女性”とされていますが、かねてより交際が噂されていた元アーティスト女性とも見られています。重岡さんも34歳ですし、結婚自体は批判されるものではありません。ですが、既婚者を通し越して妻子ある“家庭持ち”になってしまった。

 ファン心理としては、心の整理がつかない状況で主演映画が公開され、じゃあ“観に行こう”とはなりにくい。もう少し早く、順序立てて発表すればファンも受け入れられたように思いますが、お相手の事情も重なったのでしょう」(同・芸能ライター、以下同)

 ショックを受けるファンを無視するような、むしろ“逆撫で”するようなタイミングの悪さが、そのまま興行収入に表れてしまったようだが、そもそも重岡に不信感を抱く古参ファンも少なくはなかったともーー。

2026年8月、重岡大毅は結婚と第1子誕生を同時に発表し、ファンを驚かせた

 なんでもデビュー10周年を迎えた2024年、記念ライブツアー『WEST. 10th ANNIVERSARY AWARD』のメイキングシーンを収めたドキュメンタリー映像が公開された時のこと。ツアーで披露するセットリストをメンバー、スタッフで話し合っていたところ、

「なんか、ファンの人の10周年っていうさ、溜飲を下げるっていう意味で、『RainbowDream』ともう1曲。なんかそういうエモい2曲を歌って。で、そこでちゃんと(ファンの気持ちを)消化し切って、『僕らの理由』とかちゃう?」

 発言したのは、肩肘をついた顎マスク姿の重岡。10年前から応援してきた古参ファンの「溜飲を下げる」として、デビュー曲『ええじゃないか』のカップリング曲『RainbowDream』など、当時の“エモい曲”をセトリに入れることを提案。

言葉のチョイスを誤ったか

「溜飲を下げる」とは、「胸をすっきりさせる」のほかに「不平・不満・怒りを解消して気を晴らす」との意味を持つ慣用句。つまり重岡はグループの10年間を振り返る中で、ファンがデビュー当時の楽曲をライブで求める気持ちを「不平不満」と見ていたようだ。

「おそらく“ファンの期待に応える”と伝えたかったところ、言葉選びを間違えて“溜飲を下げる”と口から出てしまったのかと。とはいえデビューから、いや、結成時から応援してきた、愛情も時間もお金も費やしてきたファンにしてみれば、“私たちの気持ちって不平不満なの?”と受け取られても無理ない発言。

 そんなモヤモヤが残っているところに、重岡さんの“事後報告婚”とメンバー2人の脱退。グループ存続危機の中で、ファンが映画を楽しめるはずもありませんよ。ファンと積み重ねてきた10年間、それが崩れるのも“5秒”、いや、一瞬なのでしょう」

 “ファン離れを防ぐ方法”も生成できるのだろうか。