逆転優勝に望みをつなげる巨人に暗雲が立ち込めている。9月に入り、チームを牽引してきた浦田俊輔が急ブレーキ。一部のファンからはプライベートの事情を心配する声も出ているようで……。
9月14日に横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ戦。延長10回裏、2死二塁の場面で相手の小飛球にダイビングキャッチを試みた巨人の浦田俊輔は、その際に右肘あたりを強打した。直後の11回表の打席では安打を放ち、今季36個目となる盗塁を決めて健在ぶりを示したものの、11回裏の守備に就いた直後に異変を訴えてベンチへ後退。そのまま途中交代を余儀なくされた。橋上秀樹監督代行も「ダイビングの時に右肘あたりを強打した」と説明しており、チームの核を担う1番打者の状態が懸念されている。
怪我の程度もさることながら、ファンが気をもんでいるのは浦田の失速ぶりだ。入団2年目の今季、二塁のレギュラーを掴み取ると、8月29日での打率は2割8分3厘と好調を維持。しかし、8月30日に「文春オンライン」で元=LOVEの女優・齊藤なぎさとの真剣交際が報じられて以降、状況は一変した。
熱愛か、それとも疲労の影響か
「熱愛報道が出た直後から徐々に精密さを欠き、報道以降から14日の試合までの成績は49打数9安打。この間の打率は.184とスランプに陥っています。浦田は俊足と巧打を武器に1番打者として打線を牽引し、14日時点で盗塁はリーグトップの36個。新人王の最有力候補に挙げられていました。
ただ、プロの長い一シーズンをフルで戦い抜いた経験がないため、ここにきて体力的な限界やコンディション維持の難しさが出始めているのは否めません。疲労がピークを迎える時期ですが、一部では齊藤さんとの交際報道によるストレスや“束縛疲れ”が重なったことで、集中力を削がれているのではないかといううがった見方もされています」(スポーツライター)
この報道をきっかけに、交際相手である齊藤の過去の発言や恋愛観にも改めて関心が集まることとなった。
「齊藤は過去の番組やメディアの取材で、自身の恋愛観について人に対する愛が非常に重いタイプだと語っています。交際相手が異性と他愛もないLINEのやり取りをするだけでも許容できないといった厳しい基準を明かしており、連絡頻度やスケジュールまで把握したいという“束縛癖”を公言。
浦田も彼女の要望を突っぱねることなく誠実に応えたという一部報道もありましたが、プロの打者はコンマ何秒の反応が求められるだけに、心身の消耗は数字に直結するだけに、終盤戦で体力が削られるなか、私生活での神経戦も重なれば疲労が蓄積したとしても無理はありませんね」(週刊誌記者)
浦田不調で評価急上昇の有力候補
浦田の不調により、セ・リーグの新人王レースは混迷を極めている。最大のライバルとなっているのが、チームの同僚であるドラフト1位ルーキー・竹丸和幸だ。竹丸は9月12日の阪神タイガース戦で7回無失点10奪三振の圧巻の投球を見せ、10勝目を挙げた。球団の新人左腕としては1939年の中尾輝三氏以来、87年ぶりとなる2ケタ勝利の快挙を達成し、防御率3.49と先発ローテーションを守り続けている。
「当初は打撃と盗塁でチームに貢献していた浦田が一歩リードと見られていましたが、ここにきて10勝を挙げた竹丸の評価が急上昇しています。菅野智之以来となる新人2ケタ勝利という実績は選考において非常に強い追い風に。浦田がこのまま打撃不振から抜け出せず、肘の怪我で離脱となれば、タイトル争いの流れは一気に竹丸へ傾くことになるでしょう」(スポーツ紙デスク)
プライベートの話題から思わぬ形で失速し、さらに怪我に見舞われた浦田に対し、ネット上では《熱愛は自由だけど本業の野球に影響が出ているならプロとして悲しい》《竹丸が10勝して内容も素晴らしいからこのまま浦田の不振が続けば新人王は竹丸で決まりそう》《肘の怪我が軽傷であってほしいが束縛報道といいメンタルも心配になる》と、ファンの複雑な胸中が書き込まれている。
熱愛報道による私生活への注目と、竹丸の追撃、そして右肘のアクシデント。若き韋駄天は窮地を乗り越えて再び快音を響かせることができるだろうか。
