ニュースや芸能、暮らしにまつわる情報を幅広く扱う情報番組。各局で連日のように放送される一方、SNSや動画配信サービスの普及によって情報の受け取り方も大きく変化している。長年放送されている番組も少なくなく、その内容や出演者について視聴者からさまざまな意見が寄せられることも。そこで全国の20歳以上60歳以下の男女500人を対象に、「もう終わってもいいんじゃない?と思う情報番組」についてアンケートを取った。
第10位は、TBS系で平日昼に放送されている『ひるおび』
2009年3月にスタートした同番組は、恵俊彰がMCを務め、ニュースや天気、社会の話題など幅広いテーマを扱ってきた。昼の情報番組として親しまれてきた一方、長年にわたる放送のなかでマンネリ化を感じる人も少なくないようだ。
《マンネリしているから》(神奈川県・45歳・女性)
《古さを感じて面白くないし、偏向気味だと思うから》(千葉県・54歳・女性)
第9位には、『ノンストップ!』がランクイン
フジテレビ系で平日午前に放送され、バナナマンの設楽統がMCを務める同番組。天気やニュースに加え、料理や旅、芸能人の密着やインタビューなど幅広い企画を展開している。さまざまな情報を扱うだけに、内容のまとまりやテンポに物足りなさを指摘する声が寄せられた。
《内容がダラダラしすぎている》(東京都・31歳・男性)
《見応えが全くないから》(東京都・58歳・男性)
第8位は、2002年にスタートした『真相報道バンキシャ!』
日曜18時台のニュース番組として、社会で起きている出来事を独自の視点から掘り下げてきた『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)。総合司会は福澤朗から桝太一へとバトンが渡され、20年以上も続く長寿番組だが、今回のアンケートでは「新鮮味に欠ける」という声が多く上がっている。
《ワンパターンなイメージ》(山形県・39歳・男性)
《昔と比べて全く面白くない》(長野県・52歳・女性)
第7位は、テレビ朝日系の朝の情報番組『モーニングショー』
羽鳥慎一が司会を務め、ニュースや社会問題などを取り上げる同番組。元テレビ朝日社員の玉川徹をはじめとするコメンテーターが、それぞれの立場からニュースについて意見を交わすスタイルも特徴のひとつだ。一方で、歯に衣着せぬ発言がSNSで物議を醸すこともしばしば。その発言内容に疑問を抱く視聴者は多いようだ。
《コメンテーターの発言が偏っている》(東京都・60歳・女性)
《内容が好きではない》(大阪府・54歳・男性)
第6位には、平日夜の報道番組『報道ステーション』が選ばれた
『報道ステーション』は、久米宏がキャスターを務めた『ニュースステーション』(テレビ朝日系)の後番組として2004年4月にスタート。古舘伊知郎が12年間にわたってキャスターを務め、現在は大越健介がメインキャスターとして番組を支えている。長く続いてきただけに「マンネリ」を感じる人もいるようで、刷新や区切りが求められているのかもしれない。
《もう飽きました!古舘伊知郎が降板した時に、番組も終わるべきだった》(大阪府・55歳・男性)
《まだ続けるの?という気がする》(奈良県・50歳・男性)
第5位は、TBS系で平日朝に放送されている『ラヴィット!』
麒麟・川島明と田村真子アナウンサーがMCを務める同番組は、2021年の放送開始当初から「日本でいちばん明るい朝番組」を掲げてきた。ニュースを扱わず、暮らしに役立つ情報をはじめ、ゲーム、トークなどの企画を繰り広げる独自のスタイルが特徴だ。そのにぎやかな内容を楽しむ人がいる一方で、朝の番組としては「うるさい」と感じる人も。バラエティ色の強さを指摘する声も多く上がっている。
《朝にはうるさすぎるから》(東京都・52歳・女性)
《芸人のゲーム大会みたいで、朝の情報番組というよりバラエティ番組そのもの》(愛知県・60歳・女性)
第4位は、フジテレビを代表する朝の情報番組『めざましテレビ』がランクイン
『めざましテレビ』は1994年にスタートし、30年以上にわたって朝の顔として親しまれてきた。ニュースや天気、エンタメ情報などを幅広く扱い、時代に合わせて内容を変化させてきたものの、マンネリ化し特徴に欠けるという声も。さらに、フジテレビそのものへのイメージを理由に、番組の説得力を疑問視する視聴者も少なくない。
《以前は見ていましたが、特徴が無くなり見なくなったから》(徳島県・57歳・女性)
《フジテレビ自体のイメージが悪く説得力がない》(神奈川県・47歳・男性)
第3位は、佐藤栞里がメインMCを務める『王様のブランチ』
TBS系で土曜の午前9時30分から放送され、グルメやショッピング、映画、書籍など週末のお出かけや暮らしにまつわる情報を発信する情報バラエティ番組。幅広いジャンルを扱う一方で、「いつも同じ」という指摘も。知りたい情報が少ないという意見に加え、中高年層からは若者向けの内容に共感できなくなったという声も寄せられている。
《知りたい情報があまり無い》(福岡県・48歳・男性)
《いつも同じ感じだから》(千葉県・55歳・男性)
《若者向けで内容がつまらないし共感できなくなってきた》(埼玉県・56歳・女性)
第1位には、『Mr.サンデー』(フジテレビ系)と『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)が並ぶ
『Mr.サンデー』は、宮根誠司とフジテレビの小室瑛莉子アナウンサーがMCを務める日曜夜の情報番組。ニュースや社会の出来事を中心に、話題の人物や事件などを幅広く取り上げているが、昨今はマンネリ化を訴える声も。約2時間の放送のなかで、ひとつのニュースを掘り下げたり、スタジオで専門家やゲストが意見を交わしたりするスタイルだけに、内容そのものに飽きたと感じる人もいるようだ。中には、宮根への苦手意識を理由に挙げる視聴者も。
《内容がつまらないため》(鹿児島県・53歳・男性)
《宮根さんが好きではないので》(東京都・58歳・男性)
同じく1位となった『ヒルナンデス!』は、平日昼に放送されている情報バラエティ番組。南原清隆がメインMCを務め、曜日ごとに異なるレギュラー陣が出演している。
グルメやショッピング、ファッションなど生活にまつわる情報を中心にさまざまな企画を展開しているが、取り上げる内容が似通っているという印象を持つ人も多い。また、首都圏の情報が多いことから、首都圏以外の視聴者からは不満の声も上がった。
《いつも同じような特集が多いイメージ》(東京都・38歳・女性)
《ほぼ関東ローカルのような情報番組を全国ネットで昼2時間は要らない》(愛知県・52歳・男性)
社会の情勢や暮らしに役立つニュースを届ける情報番組は、日々の生活に欠かせない存在だ。一方で、ネットやSNSの普及によって、知りたい情報は自分で選んで得られる時代になった。情報の受け取り方が多様化するなかで長く愛される番組であり続けるためには、時代の変化を汲み取りながら、変わり続けることも必要なのかもしれない。
全国の20歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施した「もう終わってもいいんじゃない?情報番組」ランキング
1位:『Mr.サンデー』 49票
1位:『ヒルナンデス!』 49票
3位:『王様のブランチ』 47票
4位:『めざましテレビ』 38票
5位:『ラヴィット!』 34票
6位:『報道ステーション』 33票
7位:『モーニングショー』 29票
8位:『真相報道バンキシャ!』 28票
9位:『ノンストップ!』 24票
10位:『ひるおび』 22票
※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて9月、全国の20歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施
