傷害容疑で逮捕された、timeleszの猪俣周杜容疑者

 男性8人組アイドルグループ「timelesz」のメンバーである猪俣周杜(いのまた・しゅうと)容疑者(25)が19日、知人女性に対する傷害の疑いで警視庁に逮捕されたことがわかった。人気グループの現役メンバーによる突然の逮捕劇に、芸能界およびファンの間に大きな衝撃が広がっている。

 捜査関係者によると、事件が発生したのは18日午後10時30分ごろ。猪俣容疑者は東京都江東区辰巳の駐車場に停められた車内で、知人である20代女性の顔面を殴るなどの暴行を加え、けがをさせた傷害の疑いが持たれている。

 警視庁の調べに対し、猪俣容疑者は「口論になった際、手が当たってしまった」と容疑を一部否認し。しかし女性は「彼氏に殴られた」と出血しており、自らコンビニ店員に「警察を呼んで」と助けを求めたという。

 報道を受け所属事務所は「事実関係の確認をしている」とし、詳しい経緯はまだわかっていない。

「timelesz(元Sexy Zone)は新体制移行に伴い、大規模な新メンバー募集のオーディション『timelesz project』(タイプロ)を実施して、多くの応募者の中から経験者や一般層に近い応募者まで、多彩なバックボーンを持つメンバーが選ばれました。

 猪俣容疑者もその過酷な審査を勝ち抜き、グループに新風を吹き込む存在として脚光を浴びた一人です。まさに“シンデレラストーリー”ともいえる劇的なデビューを果たし、バラエティ番組や音楽活動など活躍の場を急速に広げていた矢先の事件でした」(アイドル雑誌記者)

『8iper』というアイドルグループで約1年半活動後、父親が経営する塗装店の経理として働いていた猪俣容疑者。タイプロ応募のきっかけについて、「言葉に表せないくらい心にグッとくるものがあって。僕もこんな素晴らしいステージに一緒に立ちたいと思った」と語っていた。

ジュニアを差し置いてデビュー

傷害容疑で逮捕されたtimeleszの猪俣周杜容疑者、逮捕の数時間前にあげていたInstagram(本人のより)

 タイプロでは多くのファンをつかみ「候補生が選ぶ“努力がハンパないと思った候補生ランキング”」では第1位に選ばれるほどの努力家だったとう。

 しかし今回の傷害での逮捕というショッキングなニュースで顕著になったのは「プロとしての自覚」「下積みの有無」。アイドルとしての育成やプロセスの意義についての議論が再熱している。

「オーディションで入ってきた一般人はいらない」
「下積み経験がないからと言われるのは当然の流れ」
「やっぱりジュニアを経てないから」

 と、“ジュニア経験”がないことに関する声が非常に多く上がっている。

確かにSTARTO ENTERTAINMENTのジュニアを差し置いてデビューしたのですから、誰よりも模範的な姿を見せないといけなかった。その部分では、自分の立場が見えていなかったのか。“ジュニア経験がないから”だと言われるのは理解できます。

 事務所のアイドル育成という面で、厳しいプロ意識や人間性、倫理観を叩き込まれるプロセスが抜け落ちていたのではないか。一躍スターになったことで、自身の立ち位置や影響力に対する自覚が追いついていなかったのかもしれませんね」(前出)

 ただ一方で、オーディションで夢を掴んだアイドルたちは他にもたくさんいる。オーディション組すべての問題にするのではなく、個人の問題と切り分けるべきだという声もある。

 どちらにせよ、「彼氏に殴られた」と血を流し「警察を呼んで」と訴える女性に対し「手が当たってしまった」と、容疑を否定している容疑者。その一連の言動に多くのファンが離れてしまったのではないだろうか。

 新体制として歩みを進めてきたtimelesz。今後の動向を見守りたい。