アパレルブランド『LOWRYS FARM』の公式通販サイトに掲載された、キッズ商品の着用写真が波紋を広げている。購入時の参考にするには、モデルと商品のサイズが合っていないというのだ。
《消費者舐めてる》という厳しい声も
話題になっているのは、キッズラインで販売されている『ラグランTLS』。公式サイトでは税込1,650円で販売され、複数のサイズが展開されている。
「注目を集めた商品写真では、身長103cmの子どもが120-130cmサイズを着用しています。実際に写真を見ると、袖は手を大きく覆うほど長く、全体的にかなりゆったりとしたシルエットになっています。もちろん、大きめの服をあえて着せるコーディネートもありますが、今回はキッズ商品の通販ページ。モデルと着用サイズの差が大きかったことで、疑問を抱く人が相次いだのでしょう」(ネットニュース編集者)
Xでは、商品ページを紹介した投稿とともに、
《全く参考にならん》
《130cmの服は130cm前後の身長の子に着せてくれよ〜》
《逆にワンサイズ上とジャストサイズを両方載せてくれるところは『大好き』ってなりますよね》
との声が拡散。さらに《消費者舐めてる》など、販売方法そのものに疑問を呈する厳しい声も上がった。
「通販では店頭と違って試着ができないため、着用モデルの身長と着用サイズは重要な情報になります。特に子ども服は、同じサイズ表記でもブランドやデザインによって着用感が異なります。保護者がモデルの身長と自分の子どもの身長を照らし合わせ、サイズを決めるケースも少なくありません」(ファッションライター、以下同)
サイトを確認すると、商品ページには着丈や胸囲などサイズごとの詳細な数値が明記されており、購入者がサイズを確認できるようにはなっている。ただ、数字だけでは実際に着せた際のシルエットまで想像するのは難しい。だからこそ、着用写真を参考にしたいという消費者も多いだろう。
「子ども服の場合、少し大きめを購入して長く着せたいという保護者もいるでしょうし、あえてオーバーサイズで着せるファッションも珍しくありません。その意味では、今回の写真もひとつの着こなしを提案していると見ることはできます。
一方で、通販サイトのモデル写真にはコーディネートを見せる役割だけでなく、購入者がサイズ感を判断する材料としての役割もあります。今回のようにモデルの身長と着用サイズに大きな差があると、“自分の子どもなら、どのサイズを選べばいいのか”わかりにくいと感じる人が出てくるのも無理はありません。写真に求める役割がブランド側と消費者側で食い違ったことが、厳しい声につながったのではないでしょうか」
商品の魅力を伝えるための“着こなし”か、それとも購入するための“見本”か。ネット通販が身近になったからこそ、1枚の商品写真にも消費者のシビアな目が向けられている。
