高市早苗首相

「エアお手振り」が話題の高市早苗首相に、世界的美術家からも呆れ声が寄せられている。

手を振る先には誰もおらず……

 国連総会に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した高市首相は、9月21日(日本時間22日)にニューヨークへ到着。トランプ大統領との会談や国連総会での演説に臨んだ。しかし日本で話題をさらったのは、首相官邸の公式X(旧ツイッター)に投稿された1つの動画だった。

 動画には、ジョン・F・ケネディ国際空港に到着した高市首相の様子が収められている。そこにはタラップの上で右手を高々と上げ、大勢の群衆に手を振っているらしき高市首相の姿が。この映像は、各ニュースメディアなどでも使用されている。

 しかし、内閣広報官の公式Xが高市首相の背後からの写真を投稿したことで事態は一変。高市首相が手を振る先には誰もいなかったのだ。

 これに反応したのが、世界的美術家の奈良美智氏。奈良氏は、英語で書かれた投稿を引用リポスト。そのうえで、文面をコピペして自身のXにも投稿している。

《日本の首相が米国に到着し、群衆に手を振るふりをする。しかし、空っぽの滑走路で待っていたのは、彼女を迎えるために来た日本の領事館スタッフ数人だけだった》

「今回の訪米は、各国の要人が集う国連総会の時期とも重なっていました。そのため、空港での出迎えは簡素になるのが通例のようです。それでも大歓迎されているように手を振ってしまうのが、リアクションの大きさで叩かれがちな高市首相らしさですよね。国内に向けてのPRを、常に意識しているのでしょう」(政治ジャーナリスト)

「誰もおりませぬぞ!」ツッコミ殺到

 首相官邸、そして内閣広報官の公式Xには、

「で……結局……誰に手を振ったんだ?」

「5人くらいお迎えの人いましたかね?あんなに大きく手を振る必要なかったね。あー恥ずかしい」

「こんなどうでもいい映像アップするために内閣広報予算72億円要求してんの?国民バカにするのもいい大概にしろよ。血税だぞ!」

「これわざわざ、先にカメラマンが降りて首相が降りるタイミングを撮ってる?つーか、そのカメラマンも税金で雇ってんだよね」

「高市さん!あなた、幻覚を見ているのだ その目線の先には誰もおりませぬぞ!」

 といったツッコミの声が寄せられている。

高市早苗首相が手を振る先には誰もいなかった(内閣広報官の公式Xより)

「内閣官房が発表した2027年度予算の概算要求方針では、内閣広報室の予算として26年度の10倍超となる72億円を要求しました。その内訳は、重要政策などに関する国内発信に65億円、外国政府による世論誘導など認知戦への対応を含めた海外発信に5億円です。これには《プロパガンダやりまくる気ですね》という批判が噴出しています」(全国紙政治部記者)

 巨額予算を要求した内閣広報の公式Xが、高市首相のPR動画のネタばらしをしてしまうというなんともお粗末な結果に。大金を使ったアピールではなく、実際の取り組みや成果で国民の期待に応えてほしいものだ。