WEST.

 9月24日、WEST.が9月30日をもってグループとしての活動を終了することを発表した。8月30日に藤井流星と小瀧望の脱退が発表されてから、わずか1か月。STARTO ENTERTAINMENTによると、残る重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、濱田崇裕の5人と事務所が、5人での活動継続を含め、今後の活動形態や目指す方向性について協議。その結果、WEST.としての活動に区切りをつけることになったという。

公開中のCMはどうなる?

 なお、7人は10月1日以降もSTARTO ENTERTAINMENTに所属し、それぞれタレント活動を続けるとしている。ただ、今回の活動終了で改めて浮かび上がるのが、直前まで「7人のWEST.」を前提に動いていた仕事の数々だ。

 象徴的なのが、あべのハルカスのCM。9月9日に公開された「特別な時間を。あべのハルカス」篇は、6月に7人で撮影されたもの。展望台やヘリポートなど、あべのハルカスの各所で“特別な時間”を楽しむ7人の姿が映し出されている。

「これだけ直前まで“7人のWEST.”を前提にした仕事が動いていたことを考えると、今回の活動終了はファンだけでなく、関係各所にとっても大きな出来事だったと思います。特にあべのハルカスは、WEST.がデビュー会見を行った思い入れの場所。

 そんな“始まりの場所”で6月に7人で撮影したCMが、2人の脱退発表後に公開されたことで、結果的に“7人だったWEST.”の最後を強く印象づける形になりました」(芸能記者、以下同)

 7月には、志摩グリーンアドベンチャーの新CMにも7人で出演。7月3日に公開された「特別な時間を。志摩グリーンアドベンチャー」篇では、グランピングやBBQ、アトラクションなどを楽しむ7人の自然体な姿が描かれた。

 施設側は10月1日からWEST.とのコラボ企画を展開すると発表。メンバー全員が集合した記念撮影パネルや、WEST.が担当するアトラクション・施設紹介のアナウンス、オリジナルノベルティなどが予定されていたが、現時点で今後の対応は明かされていない。

「CMだけでなく、その先のコラボ企画まで“7人のWEST.”を前提に準備されていたことを考えると、今回の発表のタイミングは非常に大きなものだったと思います。もちろん、施設側が今後どのような対応をするのかは、現時点では分かりません。

 ただ、少なくとも発表された企画には、7人がそろったビジュアルやメンバーによるアナウンスなどが含まれていました」

7人でいることの重要性

 WEST.には「7人でいること」を繰り返し言葉にしてきた歴史がある。

「WEST.の場合、単純に“メンバーが仲良かった”というだけではないんです。10周年の時点で、メンバー自身が“7人でいること”を何度も意識していた。藤井さんも10周年を表す漢字に『七』を選び、『7人で10周年いられて良かったな』と語っています。

 重岡さんも『メンバーのやりたいことっていうのが僕たちの夢でもあります』と話しており、7人で積み重ねてきた時間そのものが、WEST.というグループの大きな軸だったのでしょう」(前出・芸能記者、以下同)

2026年9月30日での活動終了を発表したWEST.(事務所公式サイトより)

 8月30日の時点でSTARTOは、藤井と小瀧について、WEST.を離れて「新たな形で活動していきたい旨の申し出」があったと説明。その意思を尊重したうえで、残る5人とWEST.の今後について協議を続けるとしていた。

 そして9月24日、その協議の結論として発表されたのが「グループ活動の終了」だった。

「CMやコラボ企画など、さまざまな場所に『7人のWEST.』が残されることになっただけに、今回の結論との落差は大きいと思います。

 今回の発表で示されたのは、5人と事務所が今後の活動形態や方向性について協議した末に、グループ活動を終了するという判断に至ったということ。そこから先の理由については、本人たちの今後の発言を待つ必要があるでしょう」

 2014年のCDデビューから12年。7人で築いてきた時間まで消えるわけではない。ただ、あまりにも多くの「7人のWEST.」が残されたまま、グループとしての歴史に区切りがつくことになる。