昨年7月に沖縄県今帰仁村で開業したテーマパーク「ジャングリア沖縄」。開業後初の決算で巨額赤字を計上したと報じられ、ネット上で波紋が広がっている。
ジャングリア約173億円の最終赤字
ジャングリア沖縄を運営するジャパンエンターテイメント(JE)の親会社、ジャパンエンターテイメントホールディングス(JEHD)が約173億円の最終赤字となったことが分かった。背景にはJEの株式評価損の計上があり、JE自体も約89億円の最終赤字となっている。
「ジャングリア沖縄は、昨年7月からの1年間で150万人の来場を見込んでいましたが、実際には延べ約100万人にとどまりました。1日平均は約2700人で、来場者が1000人程度の日も少なくなかったといいます。こうした数字を受け、ネット上では“資金繰りは大丈夫なの?”“経営を続けられるのか”といった声が上がっています」(地元紙記者)
そんな中、沖縄県出身のお笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢は24日、X(旧ツイッター)で《アクセスが問題視されているが、美ら海水族館は空港から車で体感2年3ヶ月かかるが、お客さんはたくさん来ている》と同施設について言及。
続けて《何年後かに、テレ東のガイアの夜明けで『超満員!逆転のジャングリア!その真相に迫る!』で感動の涙が出るのをイメージしながら応援します》とエールを送った。
さらに、キングコングの西野亮廣も自身のXで反応。《この規模の投資をブチ込んでいるコンテンツが初年度から黒字になる方が異常》としたうえで、《問題は「今現在の来場者数」》と指摘した。
毎週月曜日を休業日にすると発表
西野は、初年度の来場者数約100万人と、開業から半年間の来場者数約65万人をもとに独自に試算。直近の1日あたりの来場者数をテーマパーク約1625人、スパ約295人、合計約1920人と算出し、《親会社の初年度の赤字額よりも、こっちの数字(テーマパーク:約1,625人/日)の方がシビアだなぁという印象です》と綴った。
こうした現状に、ネット上では「たしかに連休の中日とかに行ったけど体感客500人くらいしかいなかったな」「アスレチックに毛が生えた程度の施設」「開業前のCMではかなり魅力的だったのに…」「料金と内容が見合ってない」「沖縄は海と自然で時間を過ごしたいよね。わざわざパークに行って1日潰したくない」など、厳しい声が相次いでいる。
一方、運営側は対応に動いているようだ。
「ジャングリア沖縄は2027年1月から、毎週月曜日を休業日にすると発表しました。これまで設備の点検や保守作業は主に夜間におこなっていましたが、今後は日中に集中して実施することで、安全性やサービスの向上につなげたいとしています」(前出・地元紙記者)
しかし、この発表にも「定休日があるテーマパークって聞いたことないよ」「そろそろ限界?」「週1日分でも人件費や光熱費を削りたいんだろうな」といった声が上がっている。
開業から1年が経ち、集客をめぐる課題が浮き彫りとなったジャングリア沖縄。今後、どのように来場者を呼び込んでいくのか――。
