28日に初回放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『ブラッサム』。8年ぶりの朝ドラ出演となった女優・石橋静河(32)が小説家・宇野千代をモデルとした葉野珠(はの・たま)を演じる。放送前のビジュアル公開では石橋の“大きな髪型”に困惑の声があがっていたが、初回が始まると視聴者からは好意的な反応に包まれているようだ─。
朝ドラ『ブラッサム』ヒロインに石橋静河
『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代をモデルにした物語。俳優の石橋凌、女優の原田美枝子を両親に持ち2世女優として期待されている石橋がヒロインとなる。
放送が近づくにつれ、公式からはキャスト陣のインタビューや宣伝動画でヒロインのビジュアルが公開されると、こんな違和感を指摘する声が上がっていた。
《楽しみにしてるけどヒロインのこの髪型は顔が長く見えるよ》
《髪型の大きさに違和感を感じてたけど、納得!》
《先日放送のブラッサム予告編見て、みんなそこ指摘しています。ほぼ100%のみんなの印象は、この髪型でヒロイン可哀想》
「前髪をふっくらとさせた“束髪”は明治時代の女学生に流行した髪型ですが、石橋さんの面長な印象も相まって違和感を覚える声が続出していました。しかし、このビジュアルは制作サイドが“あえて”演出したもので『その違和感が、ある種の歪みと感じ取っていただけたら』とコメントしています。このあえての違和感に視聴者も受け止め方が変わっているようです」(芸能誌記者)
加賀まりこ×松たか子パートに反響
第1話は、加賀まりこが演じる85歳になった珠の姿から幕を開けた。その珠を、松たか子演じる秘書・藤川優子が支えるという昭和57年パートの豪華な組み合わせに《宇野千代さん本物かと見紛うばかり!》《石橋静河さんパートよりも、加賀まりこさん✕松たか子さんパートが楽しみ》と反響が集まった。
作品タイトルを印象づける「花」「開花」など細やかな演出も随所に盛り込まれ、制作陣の丁寧な絵作りを評価する声も各方面から上がっている。
この作品への期待をさらに高めているのが、晩年の珠を演じる加賀まりこの姿勢だろう。
「9月初旬の第1週試写会見で加賀さんは『中途半端なきれい事にしないことだけを心から祈っています』と製作陣へ向けてメッセージを送っています。モデルとされている宇野千代といえば波乱万丈の人物として知られるだけに、作品を骨太なものにしようとするベテランの姿勢がうかがえますね」(前出・芸能誌記者)
現代人にとっては違和感を覚えたヒロインの髪型も、演出と展開の力でまるごと吹っ飛ばしてくれるに違いない─。
