Netflixで配信中の『ラヴ上等』。「ヤンキー恋愛リアリティショー」を掲げるこの番組に花を添えているのが“ギャル”の存在だ。修羅場をくぐり抜けてきた元ヤン男性たちともケンカ上等で渡り合う姿に、ギャル魂を見た人もいるとか。
思えば、派手なメイクと天真爛漫な発言で活躍する“ギャルタレント”は、いつしか芸能界に欠かせない存在となっている。
そこで今回はアダルト世代(30歳〜80歳)とZ世代(18歳〜29歳)にアンケートを行い、それぞれが「好きなギャルタレント」を調査した。アダルト世代の結果を中心に、ランキング形式で紹介する。
発言が面白く頭の回転が速い
好きなギャルタレント第5位に選ばれたのはモデル出身のタレント、ローラ。モデルとしてデビュー後、天然キャラでブレイクし、ピーク時には年間300本ものテレビ出演をこなしていた。
「以前はおバカタレントという印象が強かったが、現在の美しくカッコいい姿を見たとき、努力家な一面に感心した」(東京都・50歳・女性)、「ブレイク後に家族の問題で一時出演が激減したが、明るさを失わず頑張っているので応援したい」(大阪府・69歳・男性)などの声が寄せられた。時を経て好印象に転じた人もいるようだ。
続く4位はゆうちゃみこと古川優奈。「性格の悪さやうるさい印象がなく、応援したくなる。人当たりの良さを感じるところもいい」(東京都・51歳・男性)という意見のほか「関西人のノリが好き」(大阪府・66歳・男性)という意見も。ギャルタレントに珍しい関西弁の親しみやすさも票につながった。
先日、第1子を出産した池田美優、通称みちょぱは3位にランクイン。芸能リポーターの山崎寛代さんは、みちょぱのバラエティー力をこう分析する。
「彼女はバラエティーに出てもだらだら話さず、放送にピッタリはまるコメントを残してくれる印象です。自分に求められた立ち位置を理解して年上を立てることもできる。有吉弘行さんをはじめ、先輩芸人の方々に好かれる理由もうなずけます」
アンケートでも「よくいる元気なギャル系のモデルではなく、それなりに落ち着いていて、常識もありそう」(福岡県・65歳・男性)、「仕事に対してまじめで、共演のフワちゃんの遅刻癖に対してもビシッと言うなど、良い方向のギャルマインドがある」(福岡県・41歳・女性)などの声が多数。ギャルタレントのイメージアップにもひと役買っているようだ。
一方で興味深いのは、Z世代のランキングでは苦手なギャルの5位に名前が挙がっていること。「人を見下してる感がある」(北海道・25歳・女性)とのコメントから察するに、同年代から見たみちょぱは“大人すぎる”のかも?
「憧れの存在」もランクイン
2位は「めるる」の愛称で親しまれる生見愛瑠。ギャル雑誌でモデルとして活躍後、バラエティーでも天真爛漫なキャラクターで人気を獲得。このままギャルタレントの王道を歩むかと思いきや、近年は俳優として頭角を現している。
「バラエティー番組では、ちょっとおバカキャラっぽいけど、女優モードになると雰囲気が変わる。これほど演技力があるとは思わなかった」(愛知県・61歳・男性)と、その演技力を評価するコメントが多く寄せられた。
Z世代アンケートでは1位に輝き「バラエティーでの発言も面白いし、演技も上手でマルチに活躍している。年々ビジュアルもアップデートしていて憧れの存在。出演するドラマは欠かさず見る」(神奈川県・21歳・女性)など、同性からの支持も厚い。
「私はめるるがヒロインを務めた映画『モエカレはオレンジ色』で彼女の演技を初めて見たのですが、相手役のSnow Man・岩本照さんの演技を完全に食っていたのが印象に残っています。バラエティーでも素直なイメージがあるので、演技の現場でもスポンジのように吸収して成長しているのかもしれませんね」(山崎さん)
そんなめるるを抑えてアダルト世代の第1位になったのが、大食いタレントのギャル曽根。「苦しそうに食べる大食いタレントが多い中、彼女は最後まで本当にきれいに食べるので、とてもおいしそう。見ているほうも気持ちがいい」(岡山県・56歳・女性)、「うらやましい胃袋の持ち主。食べ物への愛情を感じさせてくれる」(大阪府・77歳・女性)などの声が目立った。
Z世代からも「きれいに食べているので、見ているだけで気持ちがいい」(埼玉県・18歳・女性)との声が集まり、その“美しい食べっぷり”は世代を問わず高く評価された。
「大食いでブレイクした後も、YouTubeで節約レシピを紹介したり、食育について勉強したりと、自分の得意分野をさらに突き詰めていく“自己プロデュース力”に長けていますよね。大食いギャルからママタレへのシフトチェンジにも成功した印象です」(山崎さん)
ギャル曽根は驚異の胃袋だけでなく、底知れないハングリー精神の持ち主でもあったのだ。
今後テレビを見るときは、ギャルタレントの立ち回りに注目すると新しい発見があるかもしれない。
取材・文/とみたまゆり
