2007年の入団から福岡ソフトバンクホークス一筋19年、9月27日のオリックスバファローズ戦で引退試合を飾った中村晃選手。試合後の引退セレモニーでは、サプライズゲストの“登場”に福岡PayPayドームからどよめきが起きた。
【中村選手、本当にお疲れ様でした!】
オーロラビジョンに映し出されたのは「とんねるず」石橋貴明。帝京高校野球部出身の中村選手だけに、【帝京高校の大先輩】である石橋からのビデオメッセージが場内に流れたのだ。
【プロ野球の世界では、身体のサイズは決して恵まれている人ではなかったのに、一生懸命努力をして、プロの世界で1500本以上のヒットを打ち、守備もうまく、そして何よりホークスの勝利のために“for the team”という選手の姿勢、本当に素晴らしかったです】
2011年のプロ初打席から16年、1522本の安打を重ねてソフトバンク黄金期を支えた1人。そんな中村選手を労った石橋とは、ただの先輩後輩だけに止まらない縁もある。
『リアル野球BAN』出演を断っていた
プロ野球事情にも明るい、バラエティ番組の放送作家によると、
「地元が埼玉県朝霞市の中村選手は東武東上線を利用して通学していたわけですが、板橋区出身のタカさんも同じく東上線組。なんでもタカさんの時代のチームメイトにも、中村選手と同じ中学出身の選手もいたそう。
にもかかわらず特番企画の『リアル野球BAN』では、杉谷拳士さんらも参加する帝京チームとしてオファーを出すも、中村選手は“話すの苦手なんです”と断られ続けたそう。唯一、番組出演した際にはソフトバンクチームの一員としてで、タカさんも“何でだよ、こっち(帝京)だろ”と苦笑いしていましたね」
バラエティ番組が苦手ともあったが、実のところはシーズンオフも連日練習に打ち込み、家族サービスに勤めていた中村選手。レギュラー争いが激しいソフトバンクで試合に出るため、それこそ「身体のサイズ」を補うためにも努力を欠かさなかったことを、石橋も承知していたようだ。
2025年オフシーズンの「帝京会」にも、やはり中村選手の姿はなかった。12月3日に杉谷がインスタグラムで公開した写真には杉谷、松本剛選手(読売ジャイアンツ)、山崎康晃投手(横浜DeNAベイスターズ)、清水昇投手(東京ヤクルトスワローズ)、原口文仁(元阪神タイガース)ら帝京野球部出身者が集結。
そして中心にいたのが、同年4月に食道がん、咽頭がんの併発を公表して闘病生活を送っていた石橋。【帝京会の大黒柱 いつも僕たちを照らし続けてくれる貴さん。】と紹介された石橋だが、体躯の良いプロ野球選手に囲まれたともあってか、その“激ヤセ”ぶりが際立つ近影に心配の声もあがっていた。
この会合から10か月、再び“帝京会の大黒柱”として、かわいい後輩のためにひと肌脱いだ石橋。ビジョンに映った姿にどよめきが起きたのだがーー。
痩せたけど元気そうで良かった!
《痩せたけど、色艶は元気そうで良かった! 》
《正直今回タカさんが来るとは思わなかったでもかなり体型戻ってて安心した待ってます!》
《貴さんが元気になって リアル野球BANで 貴さん 杉谷さん 中村晃さん 吉岡さん 帝京チームで ゴールデン4時間 やる事を願っております》
画面越しではあるものの、回復を思わせる元気そうな姿に安堵する声が現地、そしてXであがったのだった。
「引退後は指導者への道を進むと思われる中村選手ですが、現役時代よりは時間も多く取れることでしょう。ぜひとも長年のラブコールに応えて、帝京チームの“東上線組”として、元気になったタカさんと『リアル野球BAN』で活躍してほしいですね。
それとセレモニーで意外だったのが、中村選手のスピーチがうまかったこと(笑)。あれならばバラエティも問題なくこなせそう」(前出・放送作家)
ビデオメッセージ最後には【あなたは帝京野球部の誇りです! 帝京魂!!】と力強く、あらためて“オファー”を送った石橋。2026年の正月特番では、是非とも2人そろって『リアル野球BAN』のグラウンドに立つ姿が見たい。
