9月27日、全国高校生手話パフォーマンス甲子園に参加するため鳥取県を訪問された佳子さま

 佳子さま、長年培ってきた手話の公務で見せたご配慮

《本日第13回全国高校生手話パフォーマンス甲子園が開催され、皆様にお会いできたことを大変うれしく思います。また、大会の準備や運営を支えてこられた皆様に、深く敬意を表します》

佳子さまは手話をされるとき手元がくっきり見える服をお召しに

 9月26日から2日間、秋篠宮家の次女、佳子さまは『第13回手話パフォーマンス甲子園』のために鳥取県をご訪問され、開会式では手話であいさつを述べられた。

「鳥取県は2013年10月に、全国で初めてとなる「鳥取県手話言語条例」が成立しました。知事である平井伸治氏を中心に手話を広めることに尽力しています。その一環で2014年から『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』を開催し、佳子さまも長らく本大会に携われてきました」(皇室担当記者、以下同)

 会場には真っ赤な半袖のワンピースで登場し、高校生の演劇もご覧になった佳子さま。このワンピースは手話をする際にはよく召しになっているものだ。

「SNSなどでは“派手ではないか?”との声もありましたが、派手めな色の方が手とのコントラストが生まれるため、手話が見えやすくなるのです。佳子さまは手話であいさつをされるときは青や赤、黒などの手元がくっきりと見える服をお召しになっています」

隣に座った平井知事と話される際も手話を交えていらした

 そして、佳子さまのファッションのこだわりはここにはとどまらない。

「着用されていたのは、『M Maglie le cassette(マーリエ・ル・カセット)』の『ショールカラーワンピース』と思われます。元々のお洋服から、佳子さまは胸元を詰め、袖口にあるパールを外すアレンジを加えられています。胸元が見えないようにするための工夫はもちろんですが、胸の前で手話をする際に赤い布地の上になるよう、生地の面積を増やされているのではないでしょうか。また、袖口に反射する装飾があることで、手話をする際に視線が散ってしまうことを防がれているのかもしれません」(ファッション誌ライター)

9月27日、全国高校生手話パフォーマンス甲子園に参加するため鳥取県を訪問された佳子さま。手話を用いて知事と話される佳子さま。隣の石橋理事長も自然と笑顔に

 2021年から、公務のない日は『全日本ろうあ連盟』の非常勤嘱託職員として働かれてきた佳子さま。自らも手話を通して会話されるからこその、もう一つの配慮が――。

「当日、観客席では隣に座った平井知事と話される際、手話を交えていらっしゃいました。なぜだろうと思っていたら、反対側の隣に全日本ろうあ連盟の石橋理事長が着席に。他にも会場には耳が聞こえない方が多くいました。そうした状況で言葉のみで会話されることを避けられたのでしょう」(皇室担当記者、以下同)

 華やかなお姿の陰には、常にすべての人へ寄り添う細やかな思いやりと真摯な姿勢が込められている――。