9月29日におこなわれたモンゴルとの首脳会談。その後開かれたワーキング・ディナーでの高市早苗首相のマナーが物議を醸している。
高市首相、モンゴルのオチラル首相と会談
高市首相はモンゴルのオチラル首相との会談に挑み、日本の資金協力によって建設されたチンギスハーン空港の拡張に伴う円借款の交換公文に署名した。日本はモンゴルに対して1582億円を貸し付けることとなる。
「モンゴルは中国とロシアの2カ国のみと国境を接する国。そのため日本を最も重要な『第三の隣国』と位置づけています。今回の貸付には、モンゴルが求める空路の拡大を支援することで関係強化を図る考えがあるようです。他にも会談では、石油備蓄や再生可能エネルギー関連の分野で積極的に協力していくことが話し合われました」(政治ジャーナリスト)
首相官邸の公式Xでは、会談の様子をBGM付きの動画で紹介。会談が建設的なものだったとアピールしている。
ちなみにBGM動画といえば、8月3日にも首相官邸公式Xが熊本地震の被災地・熊本県を視察した高市首相の動画を投稿。自衛隊ヘリで上空から被害状況を確認する首相の姿がBGM付きで流れる動画に、《なんで高市早苗のプロモビデオになってるの?》《被災地を利用してまでやってる感の露骨なアピール》と批判の声が噴出していた。
以前から自己アピールに余念がない高市首相だが、9月21日(日本時間22日)にジョン・F・ケネディ空港に到着した際の動画では“エアお手振り”が発覚し話題に。その後のトランプ大統領との会談では「ドナルドと私のリーダーシップのおかげで、日米間で経済安全保障の協力も進んでいます」とアピールするも、自ら“私のおかげ”と発言したことに世間からはドン引きの声があがっていた。
高市首相のマナーに物議
「そして今回、モンゴル首脳会談の成功をアピールする動画が投稿されたわけですが……。ワーキング・ディナーの様子を映した動画の最後のシーンでは、高市首相がグラスを頭上へ高く掲げて笑顔で乾杯している姿が。首相同士のディナーとは思えない振る舞いで、かなりの違和感がありますね」(前出・政治ジャーナリスト)
フォーマルな場では、グラスは目線の高さまで軽く掲げて乾杯するのがスマートとされている。あまりに“砕けた”首相の姿にネット上では、
《こんな下品な乾杯見たことない……》
《一瞬、内閣広報室チームの宴会かと思った。ワイングラスが生中ジョッキに見えてくる》
《日本の総理大臣……会社の飲み会じゃないんだから、恥ずかしいです》
《首相や閣僚になった時に、マナー研修は無いの?》
《身近に「首相、それは、ちょっと」と進言する人が皆無ってことも恐ろしい》
と顰蹙を買う事態となっている。
高市政権は2027年度の概算要求で内閣広報室に26年度の10倍超となる72億円、政府広報にも前年度当初予算約3.6倍の280.5億円を要求。広報費が合わせて約350億円規模に膨らんでいる。
しかし現状は、アピールすればするほど振る舞いに批判が集まる高市首相。広報予算を増やすのではなく、アピール方法を根本から見直した方がいいのではないだろうか。
