ついに下された“審判”――。10月1日、プロ野球の広島東洋カープは、“ゾンビたばこ”と呼ばれる指定薬物『エトミデート』をめぐる一連の事件で家宅捜索を受けた小園海斗・矢野雅哉・田村俊介・前川誠太の4選手と、来季の契約を結ばないことを発表した。
取材対応の“態度”が物議
エトミデートを使用したとして、医薬品医療機器法違反(指定薬物の使用)の疑いで逮捕・起訴されていた同球団の羽月隆太郎元選手は、今年2月に契約解除。5月に執行猶予付きの有罪判決を受けたが、同選手はSNSのライブ配信などで複数選手の関与を仄めかしていた。
そして一件が動いたのは、7月のこと。
「矢野選手と前川選手も、家宅捜索を受ける事態になりました。その後、矢野選手はエトミデートを譲り受けたとして、前川選手は所持したとして、ともに医薬品医療機器法違反の疑いで9月に書類送検されています。また、小園選手と田村選手は矢野選手とともに、羽月元選手にエトミデートを譲渡した男性と一緒に写った写真が一部で報じられ、こちらも疑惑の目が向けられることになりました」(スポーツ紙記者)
疑いが持たれた4選手、全員の契約を解除するという判断に至ったカープ。選手それぞれが報道陣の取材に応じたが、中でも小園の様子が話題となっているという。
「球団から“信頼できない”と告げられたという小園選手は、率直な心境を尋ねられると、“そうですね、はい。仕方ないかなと思います”と一言。その後も淡々とした表情で対応を続け、契約解除については“あー、もう『なるだろうな』と思ってましたね”“(驚きは)特にはないです”と返答しています。取材陣からは写真報道についても質問が飛びましたが、小園選手は“あー、そこも別にもう、写真写ってるんで。僕の口から言うことは何もないです”とキッパリ。今後、野球を続けたいかという質問には“うーん、どうなんですかね、ちょっとわかんないです”と語り、辞める可能性もあるのかと問われると“いや、はい。できるんだったらやりたいですけど”と語りました」(同・スポーツ紙記者)
小園の“新天地”候補
この小園の姿に対して、野球ファンからは「態度悪すぎるだろ」「開き直ってる感じがヒシヒシと伝わる」「全体的に“舐め”が感じられるのでダメです」「不貞腐れすぎ」「まったく反省してないな」「表情がふてぶてしい」など、辛辣な反応が多く寄せられている。
しかし、小園は2018年にドラフト1位で入団し、高卒1年目から一軍に加わり走攻守で存在感を示してレギュラーに定着した逸材。ファンの間では、その去就にも注目が集まっているようで……。
「2025年には、首位打者と最高出塁率の“打撃二冠”を獲得している小園選手。今年のWBC日本代表にも選ばれたその実力は本物です。今回の一件を受け、各球団も獲得に手を挙げにくい状況ではありますが、ファンの間では“不祥事選手の受け入れに寛容な球団”として福岡ソフトバックホークスと読売ジャイアンツの名前が挙げられています。
ソフトバンクは、2023年5月に女性トラブルで世間を騒がせた山川穂高選手を、西武ライオンズから獲得。巨人は2021年8月、試合前のベンチ裏で北海道日本ハムファイターズの同僚選手に暴力行為を行なった中田翔選手を獲得しています。現在、26歳の小園選手は未だ前途有望な存在。前例を鑑みて、この2球団が“候補”とされるのも無理はないでしょう」(スポーツ誌ライター)
取材対応時は、無表情ながらも球団に対して“感謝しかない”と口にしていた小園。彼の進路は、果たして――。
