《この度、割烹こめをを閉店することを決めました》
10月1日の夜、格闘技イベント『BreakingDown』の出身者であり料理人のこめおが冒頭のように投稿。東京都港区麻布十番に構えていた同店の閉業を報告した。
『割烹こめを』の閉店発表
こめおといえば、8月22日から23日に開催された『麻布十番納涼祭り』で提供していた“冷やし蟹ラーメン”による問題が記憶に新しい。同ラーメンを食した1歳から61歳までの男女78人に食中毒が確認されていたのだ。
今回の閉業はこの食中毒騒動が大きな要因となっており、本人も《美味しい料理を作ることよりも前に、 安全に食べてもらうこと。そして、お客様が安心してその一食を楽しめる環境をつくること。 それが飲食をする人間として、何よりも当たり前の責任だったと、今回のことで痛いほど思い知らされました。 その「当たり前」が、自分には足りていませんでした》と、自身の未熟さを吐露していた。
「こめおさんは、かねてから自分のお店を持つことを夢のひとつとして掲げており、同店のオープン時には、“現時点の自分の最終地点”とも語っていたほど、熱量が込められていました。
閉店の決断を下すことに葛藤はあったでしょうが、飲食店において食中毒は致命的な問題です。これまでの経緯もあって、“色物”扱いされている面もあり、仮に続けていたとしても、その先には厳しい現実が待っていたことでしょう」(フードライター、以下同)
閉店に際しては《今回のことをなかったことにするためでもありません。 閉店すれば責任を果たせるとも思っていません》とも記しており、置かれている立場はしっかり把握している様子だ。
「料理人としても一度立ち止まることを明言しています。今後何をするのかについては、口をつぐんでいますが、まずは《今回のことから逃げずに向き合うこと。 自分の弱さを認めること》を最優先にする方針とのことです」
自らの甘さが夢を壊すことになったこめお。閉店の報告に対しては、
《当然です。閉店の判断が遅過ぎます》
《やっとめくれたなって感じ》
と、なおも厳しい指摘が寄せられていた。
『かにを』は続行の謎
一方で、ある疑問を抱く人も多く、
《なんで、ラーメン屋を閉めない?》
《なんで食中毒を起こした蟹ラーメンの方じゃなくて割烹の方を閉めるんだろ》
《浅草のかにをラーメンも閉店して下さい、どちらかと言うと、かにをラーメンの方が問題ですからね》
などのコメントが相次いだ。
「『麻布十番祭り』で問題になったのは、浅草に店舗を構える『かにを』の蟹ラーメンなのです。食中毒が要因なのであれば、閉店するのは『かにを』であるのが筋。
しかし、『かにを』は営業を続けることが明らかになっています。料理から一度離れることを明言しているこめおさん自身は、現場に立つことはないといいますが、この判断に納得できない人も多いようです」
実際にネット上では、
《(中略)今回の件で飲食での事業拡大は難しいと考え、利益の少ない割烹の方を潰し、新事業、またはラーメン1本にリソースを充てる方が効率が良いと判断 冷やし蟹ラーメンで問題が起きた→かにを閉店、とするのが自然だが、割烹を閉店させたのはそういう意図の可能性がある》
《溝口と共同経営してる蟹ラーメンも当然閉店だよな? まさかとは思うけど、「割烹こめを」のみ閉店で反省ポーズ取り、溝口利権を死守するために「蟹ラーメン」は継続とかあり得ないよな? まさかな。さすがにね。》
《食中毒の件で予約がなくなって、お店回せなくなったから閉店しますが本音なんだろうけど、自責の念から責任を取るため閉店するって事印象操作上手いにするのは印象操作上手いね》
など、さまざまな憶測も飛び交う事態に発展している。
1000字以上にわたり、反省の弁を述べていたこめおだが、『かにを』ではなく、『こめを』を閉店させた意図とは。その真意は明かされるのだろうか――。
