10月6日から順次登場しているのは、BANDAI SPIRITSのバンプレストブランドから展開されるプライズ景品『刃牙 Grandista×フィグライフッッ!! 範馬勇次郎-強くなりたくば吊るせッッ-』。
その名のとおり、実用的なハンガーでありながら、全長約50cmというビッグサイズ。しかも、立体化されたのは普通の立ち姿ではない。
ハンガーに宿る「圧倒的な存在感」
作中でも印象的な、範馬勇次郎の“股割り”シーンを再現。両脚を大きく開いた勇次郎が、そのままハンガーとして使えるという、なんとも『刃牙』らしい一品だ。原作者・板垣恵介氏の完全監修で、フィギュアシリーズ「Grandista」と「フィグライフ!」による初のコラボレーションとして誕生した。10月6日から全国のゲームセンターやオンラインクレーンゲームなどで順次展開されている。
Xでは商品を紹介した投稿をきっかけに、独特すぎるビジュアルに反応する声が続出。「圧がすごい」「欲しいけど普通にキモいな笑」と、その迫力に驚くコメントが寄せられている。
なかには「買うより人の家で見かけたい」という、なんとも複雑なファン心理をうかがわせる声も。さらには「ベランダにぶら下げておくだけでも防犯効果ありそう」と、勇次郎の圧倒的な存在感を別方向に評価する声まで見られた。
そもそも『刃牙』とは、板垣恵介氏による格闘マンガ。1991年に『グラップラー刃牙』として『週刊少年チャンピオン』で連載が始まり、現在までシリーズが続く人気作だ。
地下闘技場の最年少チャンピオンである主人公・範馬刃牙と、“地上最強の生物”と呼ばれる父・範馬勇次郎を中心に、さまざまな格闘士たちが死闘を繰り広げられ、2024年にはシリーズ累計発行部数が1億部を突破。『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』『刃牙道』『バキ道』などへと展開し、現在は『刃牙らへん』が連載されている。
ファンの作品愛に寄り添う商品展開
なかでも今回ハンガーになった範馬勇次郎は、主人公・刃牙の父親であり、作中最強クラスの存在。その肉体と異様な威圧感は『刃牙』を象徴するキャラクターのひとりだ。
「普通のキャラクターグッズであれば、フィギュアやアクリルスタンドにするところですが、勇次郎の“股割り”という、かなりインパクトのある場面を約50cmのハンガーにするのは中々珍しい。
洋服を掛けるという本来の用途以上に、部屋に置いた瞬間に“勇次郎がいる”という存在感を楽しめるアイテムにもなっていて、ファンの作品愛に寄り添った仕上がりになっています」(ホビー雑誌編集者、以下同)
実際、約50cmというサイズは一般的なハンガーと比べてもかなり大きく、洋服を掛ければ勇次郎の股の間に衣類が吊るされるというシュールな光景が完成する。実用品なのか、フィギュアなのか、その境界すら曖昧なところも、この作品らしさと言えるだろう。
「『刃牙』のグッズは、キャラクターの名場面や肉体そのものを大胆に商品化するケースが多いですが、今回はその究極形に近い。ファンなら欲しくなる一方で、家に置いたときのインパクトを考えると“普通にキモい”という感想が出るのも分かります」
“強くなりたくば吊るせッッ”という商品名まで含め、まさに『刃牙』だからこそ成立する今回のハンガー。果たして、これを部屋に迎える猛者はどれほど現れるのか。
