楠田枝里子(本人公式インスタグラムより)

 日本テレビ系列で、36年間にわたって放送されているバラエティー番組『世界まる見え!テレビ特捜部』。開始当初から19年間、進行役を務めていた楠田枝里子が10月2日、自身のインスタグラムを更新。74歳の変わらぬ美貌に驚きの声が寄せられた。

明石家さんまと楠田枝里子のツーショット

明石家さんまとの2ショット写真を公開した楠田枝里子(本人公式インスタグラムより)

「この日、彼女は明石家さんまさんとの2ショット写真を公開。10月6日放送の日本テレビ系『踊る!さんま御殿!!』の収録後に撮ったもののようです。以前はさんまさんと多く共演してきた過去を振り返り、《今も鮮やかな名人の技、すばらしいですね!!》と絶賛していました」(ネットニュース編集者)

 SNS上のコメント欄には、

《世界まる見えの時と全く変わらない》
《時間止まってます?》

 と、その若々しさをたたえる声が並んだ。

「派手な衣装で『まる見え』に出演していたころを思い出しますね。ビートたけしさんの着ぐるみとともに、楠田さんのファッションも見どころでした。自由奔放なたけしさんと所ジョージさんをさばく手腕も、番組に欠かせないものでした。改編期には必ず、さんまさんもスペシャルゲストとして“襲来”。今回の久々の共演で、楠田さんも3人の大物に囲まれて笑いの絶えなかった当時を思い出したのかもしれません」(芸能ジャーナリスト、以下同)

 ただ、そんな思い出深い『まる見え』との別れは、本人が望んだものではなかった――。

楠田の降板を報道

「2009年7月、一部メディアが楠田さんの降板を報道。広告不況でギャラの引き下げを提案されたものの、本人が断ったためと伝えられました。しかし、楠田さんは同月22日、自身のブログで9月末の降板を認めながら、ギャラで揉めたという報道を否定したのです」

 そこで明かしたのが、当時のプロデューサーから「若返りをはかりたい」と説明されたという経緯だった。

《正直、とても傷つきました。トシをとったら女性はもう要らないということなのでしょうか》

 大好きな番組で誠実に仕事を重ねてきたという本人の思いとは、かけ離れた判断だった。

「その後も、友人たちが食事に誘って励ましてくれたことなどをブログで報告していました。番組への思い入れが強かったぶん、ショックも大きかったのでしょう」(前出・芸能ジャーナリスト、以下同)

 1974年に日本テレビへアナウンサーとして入社。'81年の退社後は『なるほど!ザ・ワールド』(フジテレビ系)で故・愛川欽也さんとともに司会を務め、人気を博した。『まる見え』は、そんな楠田にとって古巣の看板番組でもあった。

「楠田さんが降板したときは57歳でしたが、現在も番組に出演しているたけしさんは79歳、所さんは71歳です。男性の大御所が長く番組を支える一方で、女性の進行役には“若返り”が求められた。その違いには、やはり疑問が残りますね」

 “若返り”を理由に番組を去った楠田が、今も当時と変わらぬ美しさを保っているのは、なんとも皮肉なところだ。