明治エッセルスーパーカップ抹茶(公式サイトより)

《うそ...そんな...1番好きなアイスなのに...悲しすぎる》

 10月6日、Xで駆け巡ったのは、人気アイス『明治 エッセル スーパーカップ 抹茶』の製造終了というニュースだった。

スーパーカップ抹茶味の終了に惜しむ声

明治エッセルスーパーカップカフェオレ&クッキー200ml(公式サイトより)

 SNS上では、

《ショックすぎる》
《抹茶味めっちゃ大好きだったのに》
《心にぽっかり穴が空いた》
《そういえば最近見なくなったな…》

 と、長年愛されてきた定番フレーバーの消滅を惜しむ声があふれる事態に。

 実際にメーカーである明治の公式ホームページを確認してみると、『スーパーカップ 抹茶』の商品ページには《2026年8月製造終了》との記載が。さらに『スーパーカップ カフェオレ&クッキー』のページにも、同じく《2026年8月製造終了》と書かれていた。

 そこで、株式会社明治に取材を申し込んだところ、“予想外の回答”が返ってきた。

株式会社明治の回答

「弊社ホームページにおいて『明治 エッセル スーパーカップ 抹茶 200ml』『明治 エッセル スーパーカップ カフェオレ&クッキー 200ml』の製造終了を2026年8月と表示しておりましたが、正しくは『抹茶』は2026年2月製造終了、『カフェオレ&クッキー』は2026年7月製造終了となります。弊社ホームページの表示に誤りがありましたことを深くお詫びいたします」

 なんと、「抹茶」に関しては、8月どころか半年前の「2026年2月」の時点ですでに製造が終了していたというのだ。

 なぜ、このニュースが事前に発表されなかったのか。その理由について、同社の広報担当者はこう明かす。

「当社はひとつひとつの商品の販売終了に関して、報道機関の皆さまに発表をしておりません。ホームページの『製造終了商品一覧』のページにおいて、当社の製造・出荷状況を踏まえご案内させていただいています。商品の改廃は常にあるため、プレスリリースは出していないのです」

 つまり、公式HPの特設ページの中で、多くの人に知られないまま静かに“消えていた”というわけだ。

 では、定番商品だった「抹茶」が、なぜ終売となってしまったのか。その裏には、意外な“世界的社会現象”が関係していた。

「抹茶原料の世界的な需要の高まりを受け、抹茶原料の供給が不足する可能性がありました。そうしたなかで、商品の安定供給を重視した結果、終売の判断をいたしました」(明治広報担当者、以下同)

 海外での空前の“抹茶ブーム”による原料不足の影が、私たちの身近なコンビニアイスにも忍び寄っていたのだ。同時に終売となった「カフェオレ&クッキー」は、もともと期間限定フレーバーだったため、予定期間の終了に伴う販売終了だったという。

 終売を悲しむ声に対して、明治の担当者は次のようにコメントを寄せた。

「発売以降、ご愛顧いただきありがとうございます。また再発売してほしいといったお声もいただき、心より感謝しております。ご愛顧いただいた皆さまには終売となり大変申し訳ございませんが、今後も新たな価値ある商品を提供していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします」

 多くの人に愛された定番フレーバーが食べられなくなるのは寂しいが、世界的な影響による苦渋の決断だった様子。これから明治が送り出してくれるであろう“新たな絶品フレーバー”に期待を寄せたい。