中村倫也

 9日、2027年度NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の新キャストが発表された。中でも反響の中心となったのが、俳優・中村倫也(39)の名だ。

吉田松陰役の中村倫也決定で相次ぐ期待

中村倫也(写真/週刊女性写真班)

 中村が演じるのは、幕末の志士たちに思想的な火を灯した長州の思想家で教育者の吉田松陰。

 発表と同時に、《やっぱ大河来た》​《ホームにしている舞台の予定も発表されず..大河ドラマのご出演を信じて待ってた!!!》《どんな大河になるのかもうワクワクが止まらん》《沼のみんな、コレ待ってたよね!》と歓喜と期待の声が相次いでいる。

『逆賊の幕臣』は松坂桃李(37)が主演を務める大河ドラマで、2027年1月10日のスタートが予定されている。脚本は『おかえりモネ』などで知られる安達奈緒子が手がける。

 主人公は勝海舟(大沢たかお)の同志であり、ライバルとも称された幕臣・小栗忠順(おぐり・ただまさ)。物語は万延元(1860)年、遣米使節団がアメリカへ出発する場面から幕を開ける。

 開国後の財政・外交・軍事に奔走しながらも、明治新政府から「逆賊」とされ、歴史の闇に葬られた人物だ。勝者ではなく、敗れ去った側の幕臣に光を当てる点にこの作品ならではの切り口がある。

今回発表された4人のキャスト

 今回発表されたのは、その小栗と対峙する薩摩・長州の4人。中村倫也が吉田松陰、寛一郎が高杉晋作、斎藤工が島津久光、西岡德馬が島津斉彬を演じることが発表された。

「中村さんは今回の吉田松陰役で2009年の『天地人』、2014年の『軍師官兵衛』に続く大河3作目となります。そして中村さんの名を広く知らしめたのは、2018年の朝ドラ『半分、青い。』でしょう。ヒロインの幼なじみを演じ、大ブレイクを果たし自身も『仕事が増えた一年でした』と振り返っていました」(ドラマライター)

 クライマックスを迎えつつある現在放送中の大河『豊臣兄弟!』でも、キャスト発表時には同様に盛り上がりを見せた。仲野太賀が豊臣秀長役で大河初主演を務め、池松壮亮が秀吉、小栗旬が織田信長、松下洸平が徳川家康と発表のたびに話題をさらった。

 戦国の勝者たちを兄弟の絆から描く『豊臣兄弟!』に対し、『逆賊の幕臣』は幕末の“敗者”とされた幕臣に焦点を当てる。華やかな戦国と、滅びゆく幕府側…題材は対照的だが豪華キャストたちが毎年期待値を押し上げている。

 特に今回の発表で中村さんの出演を心待ちにしていたファンが多いようで─。

「中村さんは舞台を中心に活動の幅を広げ、今では映画・ドラマ・ナレーション・料理番組などで活躍し、確かな演技力を示してきた俳優です。

 これまで毎年舞台出演があった中村さんですが、今年は舞台の発表等がなく《今年は舞台の発表がないから もしや?と思って 信じてた》との声がある通り、大河、もしくは大きな仕事の前触れと信じていたファンも多いようです」(前出・ドラマライター)

 時代を動かした顔ぶれが出そろい、『逆賊の幕臣』の全体像が少しずつ輪郭を帯びてきた。残るキャストの発表と2027年1月の初回放送まで楽しみはまだ続く─。