東海道新幹線の座席(写真はイメージです) 撮影/編集部

 Threadsで投稿された、東海道新幹線自由席のマナーを巡る投稿が賛否になっている。

《朝に新幹線乗って、パン食べさせてたらそこ空いてますか? 私『子供が座るのですみません』また少ししたら戻ってきて やっぱりそこに座りたいんですけどっ!! 私『ご飯食べ終わったら子供が座るのですみません』 いや、何回言わせんねん!笑》

大人1人につき幼児2人までは無料枠内だが…

 幼児が席に座っている写真を添えて、こう投稿。投稿主は子供と座るため、1本後の新幹線に乗車。定期的に子供と一緒に乗車しているものの、

《混雑や満席時は膝上に乗せるなどのアナウンスも流れてないし、他の乗客の親子さんも未就学児の人数分、自由席の座席利用してる》

 とも綴っている。

 JR東海ツアーズの公式サイトによると、新幹線の自由席は6歳未満(小学校入学前まで)の乳児・幼児は、大人1人につき幼児2人までは無料枠内であると記載されている。

 また「自由席、または指定席の大人と同じ座席」が条件になっているため、空いている自由席であれば幼児が1席利用しても問題ない。

 ただし、「自由席で席を詰めて座る」ことが大前提のルールと記載されており、「混雑時は席を詰めて座る=膝に乗せる」とも解釈できるため、コメント欄では意見が真っ二つに分かれることに。

《自由席は子どもはお金を払ってないんだから座席を使う資格はない図々しいみたいに言う人もいるらしいけど、料金設定はJRが決めてるんだから文句があるならJRに言ってほしいですよね》
《ルールの範囲内だけど、料金払ってない子が座ってて、払った人が座れないのはやっぱりどうなんだろう…と思います》

 公式サイトの文章がどちらとも取れるため、意見が分かれるのは仕方ないだろう。そこで改めてJR東海に、混雑時の幼児の自由席利用について見解を聞いた。

「“幼児”“乳児”が自由席をご利用いただく場合については、下記前提に該当しないため、運賃・料金をお支払いにならずにご利用いただくことが可能です。一方で、多くのお客様にご乗車いただき自由席車両が混雑している場合には、きっぷを持たない“幼児”“乳児”のお客様には座席をご利用いただかずに、随伴されている大人のお客様のお膝の上でお過ごしいただくようお願いする場合があります」(広報担当者、以下同)

「お互いを思いやる気持ちを持って」

 JRの前提では「おとな」または「こども」1人に同伴される「幼児」の人数が2人を超える場合。「幼児」「乳児」が1人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車を除く)、寝台等を利用する場合。「幼児」が単独で旅行する場合は「こども」の運賃・料金が必要だという。

公式サイトでは子供料金を払って指定席を取ることを推奨している(JR東海ツアーズ公式サイトより)

「当社では、安全の確保を最優先に、お客さまみなさまが快適にご旅行いただけるよう環境整備等に努めており、適宜車内巡回を行い必要に応じてお声掛けをさせていただいたおります。

 また、一般の公共スペースと同様に、お客様同士でマナーを守り、譲り合い、お互いを思いやる気持ちを持っていただくことも大切であると考えており、何かお困りのことがございましたら、乗務員やパーサー、警備員にお申し出いただきますと幸いでございます」

 JRも「譲り合いの気持ちを持ってほしい」と言っているだけに、混雑時は自由席でも幼児・乳児は膝に乗せるか、あらかじめ指定席を予約した方が無難だろう。