木村佳乃

 女優の木村佳乃(50)の最新の姿が、ネット上で大きな反響を呼んでいる。公開中の映画『汝、星のごとく』の公式インスタグラムが投稿したオフショット。そこに写っていたのは、私たちが知る天真爛漫な笑顔の彼女とは、少し雰囲気の異なる姿で……。

心配の声があがったビジュアル

「頬がコケた姿に心配になった」役作りで激変した姿を見せた女優の木村佳乃(『汝、星のごとく』映画公式HPより)

  話題となっているのは、前髪を作らないロングヘアに白のダブルジャケットをエレガントに着こなした姿だ。しかし、その表情やシルエットに対し、SNS上では驚きと戸惑いの声が続出している。

「頬がコケた姿に心配になりました」
「10歳くらい若返ったように綺麗に艶っぽくなったりプロってすごい」
「もともと痩せ過ぎの人ですが、役作りでさらに痩せたんでしょうか」

 今回の映画で木村が演じているのは、夫の不倫をきっかけに心を病み、やつれていく女性・井上志穂役。役作りのための減量や、キャラクターに合わせた濃いめのアイメイクが影響しているのは間違いないだろう。

 実際、その迫真の演技には「狂気が満ちてて怖かった」「圧巻の演技だった」と絶賛の声も相次いでいる。

 だが、あまりの変貌ぶりに、単なる役作りを超えた「切迫感」を感じ取ってしまう読者も少なくないようだ。通常、女優の容姿の変化は「美の秘訣」として語られがちだが、今回の木村への反応は少し毛色が異なる。そこには、彼女の家庭が直面した“ある事情”が影を落としているからかもしれない。

「一家の大黒柱」としての責任感

 なぜ、これほどまでに彼女の激痩せが心配されるのか。背景にあるのは、彼女を取り巻く環境の激変だ。

「木村さんは2010年に、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の社長を務めた東山紀之さん(60)と結婚。'11年に長女、'13年には次女が誕生し、芸能界を代表するおしどり夫婦として知られてきました。

 しかし、東山さんは社長就任後、タレント業を引退。9月28日はその社長も退任しました。芸能界への復帰は『何も考えていない』と現時点では白紙の状態です」(芸能ライター)

2015年8月、木村佳乃主演映画『嫌な女』ロケに、東山紀之が陣中見舞いに

 かつては共に第一線で活躍する「最強の共働き夫婦」だったが、東山さんが引退した今、木村は実質的に「一家の顔」として大黒柱の役割を担っている。近年の彼女の仕事ぶりは凄まじく、ドラマや映画への出演はもちろん、数多くのCMやバラエティー番組にも精力的に登場。

 本来なら夫と分担していたはずの「表舞台での稼ぎ」を、今は彼女が一身に背負っているといっても過言ではない。

「50歳という節目を迎え、二人の娘を育てる母としての責任感、そして夫を支え家庭を守らなければならないというプレッシャーは計り知れないでしょう。

 ストイックなプロ意識で知られるだけに、現場では常に明るく振る舞っているそうですが、今回の『やせた』姿は、そんな彼女が人知れず抱える疲弊や、張り詰めた緊張感が漏れ出した結果なのかもしれません」(映画ライター)

 映画で見せた圧倒的な演技力は、彼女が歩んできた過酷な経験さえも血肉に変えている証拠かもしれない。守るべきもののために戦う女性の「覚悟」は、美しくもあり、同時にどこか危うい。ファンからは「濃いめメイクがとっても素敵」というポジティブな声も多いが、まずは彼女自身の体が健やかであることを、多くの人が願っている。