宝泉薫さんによる『週刊女性』の名物連載「人生アゲサゲ分かれ道」。今、ニュースな田口淳之介さんを取り上げます!
結婚報道に「小嶺麗奈じゃないんだ」という声
元KAT―TUNの田口淳之介が、結婚と長男誕生を発表した。相手は年下の一般女性。ツーショット動画では、《出産直後、イヤイヤ踊ってくれた僕の可愛い奥さん》というコメント付きで、のろけてみせた。
が、世間の反応は祝福だけではない。特に目立ったのが「小嶺麗奈じゃないんだ」という声だ。
田口はKAT―TUNがデビューした2006年ごろから、6歳上の小嶺と交際。『3年B組金八先生』(TBS系)の第4シリーズで最重要な生徒を演じて以来、そこそこ売れていた女優だ。'16年にグループを脱退した最大の理由も小嶺と結婚するためとされ、事務所を辞めたのを機にプロポーズもしたという。その際、ファンへの影響を考えて今は自重すべきだと小嶺に言われたことを、田口は雑誌インタビューで明かしている。
ただ、'19年にふたりはそろって大麻取締法違反で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けてしまう。その初公判で田口は交際継続を宣言、小嶺も「交際を続けるなら、結婚したいと思っています」と語っていたが、'22年に同棲は解消された。小嶺は現在も田口の個人事務所の役員だが、業務はしておらず、退任の手続き中だという。
なお、田口は結婚相手について《どん底にいるようなときに出会い(略)手を差し伸べてくれた》と説明している。この「どん底」が逮捕を指すのか、小嶺との破局を指すのかはわからないが、なんにせよ、長年のファンはモヤっとしていることだろう。
また、別のモヤモヤを指摘する声もある。堺雅人主演の『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)がレギュラー出演者である田口の不祥事によって、再放送されにくい状態になっているというのだ。そういえば、'20年に榎本加奈子主演の『可愛いだけじゃダメかしら?』(テレビ朝日系)がBSで再放送された際には、小嶺のゲスト回が飛ばされたりもした。
有罪判決まで行くほどの不祥事は、当事者以外にも悪影響をもたらす。作品に罪はない、というのはあくまで理想論で、こうした現実が存在する以上、やらかした人は責められる運命だ。
亀梨和也が結婚したり、赤西仁は再婚を噂されているが
とはいえ、KAT―TUN時代からマイペースキャラだった田口。まして今は、年下妻にデレデレのようで、周囲のモヤモヤなどあまり気にしていないように思える。
それよりも、ここで一気に、かつての勢いを取り戻したいのではないか。今年8月には美容整形で20代のような童顔になり、世間をざわつかせてもいる。現時点でまだ顔が公開されていない妻に《後ろ姿だけで美人とわかる》《産後とは思えないスタイル》といった賛辞が飛び出していることを思うと、若返り願望を刺激されているのかもしれない。
ただ、妻に対しては《ファッションや雰囲気が夜職っぽい》という皮肉めいた声も出ている。KAT―TUNのツートップだった亀梨和也と赤西仁がそれぞれ、田中みな実と結婚したり、広瀬アリスとの再婚を噂されたりする中、田口の選択はやや中途半端というか、小粒感が否めないところだ。
そもそも、これからの彼に何ができるのか。麻雀のプロ資格を取ったり、カフェ経営に手を出したり、いろいろやっているものの、個人的にはあの自己紹介ギャグしか思い浮かばなかったりもする。「入り口、出口、田口です」結婚が新たな人生の入り口なら、そこから幸せな出口へと、田口はたどり着けるのだろうか。
ほうせん・かおる アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。著書に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『平成の死 追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)。
