万引きで逮捕された『我が家』の杉山裕之(所属事務所ワタナベエンターテインメント公式HPより)

「言わせねーよ!」

 というツッコミで一世を風靡したお笑いトリオ『我が家』。2010年代前半では、『爆笑レッドシアター』(フジテレビ系)や、『ヒルナンデス』(日本テレビ系)など、数々の人気バラエティー番組に出演していた。

『我が家』杉山裕之が万引き

 当時は最高月収600万円と明かすなど、“売れっ子芸人”として名を馳せていたのだが、昨今は3人の姿を見ることは少なくなっている。

 そんな中、10月14日にメンバーの杉山裕之が“万引き”の疑いで書類送検されていたことが明らかになった。

「9月15日、東京都目黒区のスーパーでウインナーなどの食料品を7点万引きしたとのことです。このスーパーはセルフレジでバーコードを通さずに袋に入れていたところを防犯カメラが捉えており、事件が発覚したそうです。所属事務所も“書類送検は事実”としており、今後の対応については検討中だといいます」(スポーツ紙記者、以下同)

「最近収入が少なくなって不安になり、お金を残したい気持ちがあった」と、杉山は容疑を認めている。

 杉山は『我が家』のツッコミ担当で、“キレ芸”でも知られていたことから、ひとりでの起用も少なくなかった。テレビで見ない日はなかったほどの活躍ぶりだったが、昨今の活動では、そうした“売れっ子ぶり”は見る影もないという。

「2023年に『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(ABEMA)に出演した際、『我が家』のお笑い芸人としての収入は“月2万円”と明かしていました。トリオとしての仕事はほとんどなく、口を開くと喧嘩ムードが流れてしまうなど、雰囲気も良くなかったのだとか。2018年ごろにはメンバーの坪倉由幸さんは解散を決意していたことも明かされていました。

 番組では3人の収入についても説明。俳優業としての収入が多い坪倉さんは月100万円程度、谷田部俊さんは芸人の2万円の収入に加え、週5日の居酒屋でのアルバイトが主だったといいます。

 一方の杉山さんは、なんと『1円パチンコ』で日々、食いつないでいる状況だったそうで、生活費は“稼げない”としつつ、“もう時間稼ぎです。何もしないっていう選択肢がやばいから、1円パチンコで時間稼ぎしてます”と説明していました。トリオ内での収入格差は浮き彫りになっていたのです」(大手芸能プロ関係者)

望む「3人での仕事」

 昨年4月には、8年ぶりの3人揃ってのロケが実現。番組はお笑いコンビ・千鳥がMCをする『相席食堂』だった。

「俳優業が忙しい坪倉さんのスケジュールに合わせることが難しく、トリオの仕事ができないと胸の内を告白。番組内では、それぞれの“直してほしいところ”をぶつけ合う展開もありました。

 坪倉さんは解散を考えた時期もあったとしていましたが、結局は解散していません。本心は“3人での仕事”を望んでいたのではないでしょうか。再起を楽しみにするファンもいた中で、今回の杉山さんの不祥事。しかも、収入減が原因での万引きとのこと。もちろん犯罪行為に変わりはありませんが、いたたまれない気持ちになりますね」(前出・大手芸能プロ関係者)

万引きで逮捕された『我が家』の杉山裕之、低カリウム性ミオパチーで8月に入院をしていた(本人のInstagramより)

 杉山は新卒でセキスイハウスに就職するも、半年で辞めることに。その後、パチンコ店でのバイト生活をスタートし、2003年に『我が家』を結成。しかし、親には終始反対されていたという。

「28歳のときに“30歳前には就職しなきゃ。将来自立してなきゃ困る。お笑いをやめてほしい”と泣きながら懇願されたこともあったと聞きました。

 杉山さんの“酒癖の悪さ”や“女性関係”など、私生活のだらしなさは芸人界隈では有名な話です。坪倉さんが俳優業、谷田部さんがアルバイトで懸命に働く中、自分は1円パチンコ。“もっとほかにできることがあったのでは”と、思ってしまいます。仕事がない中での、今回の騒動で“3人での仕事”は、絶望的になるでしょうね」(お笑い芸人関係者)

 “売れっ子芸人”からの転落。相方2人は何を思うのだろうか――。