しまむら

 全国に店舗を展開し、トレンドを押さえたプチプラアイテムで人気を誇る『ファッションセンターしまむら』。そんな、しまむらが運営するオンラインストア『しまむらパーク』で、プロ野球ファンをザワつかせる“異変”が起きていた。

『ダイカットブランケット』の受注生産販売がスタート

ダイカットブランケットの受注生産販売を告知した(しまむら公式Xより)野球

 10月6日の午後3時、セ・リーグのユニフォームをモチーフにした『ダイカットブランケット』の受注生産販売がスタート。

 今回ラインナップされたのは、阪神タイガース、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、中日ドラゴンズの4球団。

 広島東洋カープと東京ヤクルトスワローズの名前はない。

 この告知が公式Xに投稿されるやいなや、ネット上で巨人ファンを中心に驚きの声が相次いだ。

《え!珍しく巨人もある!》
《巨人あってびっくりなんだけど》

 なぜ、こうした声があがったのか。

 実は、これまでも『しまむらパーク』ではセ・リーグのオフィシャルグッズがたびたび販売されてきたが、全6球団が揃って展開されるケースは、ほとんどなかった。

 特に巨人はラインナップから外れることが多かったため、今回の“サプライズ登場”にファンがざわついたというわけだ。

広島カープやヤクルトは?

 一方で、名前がなかったカープやヤクルトのファンからは寂しがる声も。

 そもそも、なぜ商品によって球団の顔ぶれがバラバラになってしまうのか。何か“事情”でもあるのだろうか?

 株式会社しまむらの広報室に真相を聞いてみた。

 まず、今回のユニフォーム型ブランケットにおいて、グッズ化する4球団はどのように決められたのか聞いてみると、

「各球団からの企画監修の合否に伴って、実施させていただいております。今回のブランケット企画は、実施した4球団より承認をいただきました」(しまむら広報室、以下同)

 つまり、しまむら側が球団を選別したわけではなく、持ち込んだ企画に対してOKを出したのがこの4球団だった、というシンプルな理由だった。

 では、過去のコラボも含めて、セ・リーグ全6球団が足並みを揃えられないケースが多いのは、いったいなぜなのか?

「アイテムが6球団統一にできない理由につきましては、先ほどと同様の回答となります。各球団がアイテムにより承認・非承認に相違があるためです」

 グッズのジャンルやデザインによって、各球団が設けている商品化許諾やブランディングの基準はさまざま。アイテムごとに球団側の判断が分かれることこそが、全6球団での一斉展開が難しいリアルな背景のようだ。

 “球団ごとの温度差”が浮き彫りとなった今回のブランケット販売。

 次はどの球団が、どんなコラボアイテムにゴーサインを出してくれるのか。今後のラインナップからも目が離せない。