2026年で開園25周年を迎えた東京ディズニーシー(画像は公式HPより)

 東京ディズニーシーの25周年を記念して発売される、約10万円のダッフィーのぬいぐるみ。SNSでは「高すぎる」「どこか旅行いけちゃう」と価格に驚く声が上がる一方、転売を懸念する声も。過去には22万円を超えるぬいぐるみも販売されていて――。

9万9000円のダッフィーに「高すぎる」の声

 11月2日から販売される「東京ディズニーシー25周年記念 シュタイフ プロデュースのダッフィー」。テディベアを誕生させたドイツの老舗ぬいぐるみブランド・シュタイフが手がけた特別な商品で、価格は9万9000円(税込)。限定3000個で、シリアルナンバーが付く。

3000個限定で発売される約10万円のダッフィーのぬいぐるみ(ディズニー公式HPより)

 セーラーコスチュームをまとったダッフィーは、高さ約29センチ。ぬいぐるみ本体に加え、ミニーマウスが書いた手紙とビン、証明書、スペシャルボックスが付属する。ハンドメイドのため、一体ごとに表情が異なるのも特徴だ。販売は東京ディズニーシーへの入園後に利用できる公式アプリが基本となり、購入は1人1点までとされている。

 記念商品ならではの特別な仕様とはいえ、ぬいぐるみとしてはかなり高額。東京ディズニーシーへの入園も必要となるため、チケット代を含めれば10万円を超える計算になる。

 SNSでは《流石に買えないかな……》《高すぎる》《どこか旅行いけちゃう》と、価格に驚く声が上がっている。

 中には《どうせ転売ヤー》《転売ヤー群がるだろうな》と、転売目的の購入を心配する声も。3000個限定でシリアルナンバー入りという希少性に加え、ダッフィーという人気キャラクターだけに、発売前からさまざまな反応が寄せられているのだ。

22万円超のダンボは「残り1点」

 ただ、ディズニーとシュタイフによる高額商品は、今回が初めてではない。ディズニーストア.jpでは、「Steiff ダンボ ぬいぐるみ スタジオ」が22万3300円(税込)、「Steiff とんすけ ぬいぐるみ スタジオ」が16万8300円(税込)で販売されている。

 いずれも10万円を大きく超える価格設定だが、10月16日時点で、公式通販サイトでは両商品とも在庫表示が「残り1点」となっていた。

残り1点となっている、22万円超えの「ダンボ」のぬいぐるみ(ディズニーストア公式HPより)

「一般的なぬいぐるみと同じ感覚で価格だけを比べると、10万円近い金額には驚くでしょう。ただ、シュタイフのようなブランドの商品は、キャラクターの人気だけでなく、ブランドへの信頼や造形、素材、製造工程なども購入を判断する要素になります。

 さらに、周年記念や数量限定といった条件が重なると、単なるキャラクターグッズではなく、コレクションとして手元に置きたいと考える人もいるのではないでしょうか」(玩具業界関係者)

 そこで、『週刊女性PRIME』はオリエンタルランドに、数量や価格の設定理由、受注生産・受注販売の検討状況、シリアルナンバーを付けた意図、転売対策などについて質問した。

 同社からは「『東京ディズニーシー25周年記念 シュタイフ プロデュースのダッフィー』につきまして、本商品に関する価格・数量・販売方法の詳細については、個別にお答えしておりません」との回答があった。

 購入制限については、「一人でも多くのお客様にお買い求めいただけるよう実施しております」と説明。一方、過去に販売された高額商品の販売実績や購入者からの反響、今回のダッフィーに対する発売前の問い合わせ状況についても尋ねたが、具体的な回答は得られなかった。

 9万9000円という価格に驚く人がいる一方、記念の品として迎えたいファンもいるだろう。高額な限定商品をめぐっては、価格への納得感だけでなく、欲しい人に商品が行き渡る販売方法も関心を集めそうだ。