大泉洋

 10月10日から日本テレビ系で放送が始まったドラマ『俺たちの箱根駅伝』。池井戸潤氏の同名小説が原作で、中継を成功させようと奔走するテレビ局員たちと、予選会で出場権を逃した大学から個人成績が優秀な選手が選ばれる、関東学生連合チームの奮闘が描かれる。

「主演は大泉洋さんで、箱根駅伝中継のチーフプロデューサー役を務めます。ほかにもディレクター役で伊藤沙莉さん、古豪復活を目指す明誠学院大学の新監督・甲斐真人役に山下智久さんという豪華キャストです」(スポーツ紙記者)

 17日放送の第2話では、記録に残らないオープン参加の学生連合で3位以上を目指すと宣言した甲斐に賛同する選手と、反発する選手との間で衝突が。中継チームでも足並みが乱れはじめ……、という展開だった。

 “2区”まで放送が終わったが、実は直前になって密かに“エントリー変更”が行われていた。

村上虹郎が出演予定だった

「第3話から前回の優勝チームで山本耕史さんが監督役を務める東西大学が登場予定です。そこのエース的存在で“悪童”といわれている安愚楽一樹役として、村上虹郎さんが出演予定だったのですが、お蔵入りになってしまったんです」(日本テレビ関係者、以下同)

 出演がなくなったのは、6月に発覚したスキャンダルが原因だった。

「村上さんは2024年に当時、交際していた女性に対して自宅で髪の毛をつかんで頭を窓にたたきつけるなど、1か月以上のケガを負わせた傷害の容疑で書類送検されました。撮影は昨年の秋から始まっており、村上さんのシーンも今春には撮り終えていたそうです」

ドラマ『俺たちの箱根駅伝』に出演予定だった村上虹郎

 制作サイドはギリギリまで村上のまま放送できないか、調整を重ねていたという。

「不起訴になればそのまま放送することも検討していました。ところが、なかなか起訴か不起訴かの知らせがこない。スケジュール的に限界がきてしまったため、細田佳央太さんを代役にして撮り直したそうです」

 正月の風物詩で、日テレのキラーコンテンツでもある箱根駅伝が題材。局としても力を入れていただけにかなりの痛手だったようだ。

1話6000万円が撮り直しに

「昨年の箱根駅伝予選会の翌日、10月19日に制作の決定を発表。そこから1年をかけてプロモーションを行っており、まさに社運を懸けたドラマといっていいでしょう。

 制作費も1話あたり6000万円とも報じられ、これは日テレの相場の倍です。それだけのお金をつぎ込んだうえ、さらに撮り直しとなってしまったので、プロデューサーは頭を抱えているようです」(制作会社関係者)

 村上が出演予定だったことについて、日テレに確認したところ、

「番組制作過程の詳細につきましては、従来、お答えを控えさせていただいております」

 という回答だった。

 社運を懸けたドラマは放送開始早々に“繰り上げスタート”となってしまったようだ。