羽月隆太郎との仲良しショットを公開していた矢野雅哉(公式インスタグラムより)

 10月20日に配信された『FRIDAYデジタル』記事で、指定薬物のエトミデート、いわゆる“ゾンビたばこ”の所持と譲渡の罪で逮捕、起訴された滝口涼介氏が騒動の“全貌”を明かした。ところが、元広島東洋カープ・羽月隆太郎氏の“証言”とは矛盾が生じてーー。

 羽月氏が5月の公判で語った「周囲に吸っているカープ選手がいた」との証言。その後のSNSライブ配信でも「私を含め6人が同じ人物から購入していた」と明かすなど、自分以外にも“ゾンビたばこに関与した広島選手がいる”と暴露した。

 そして7月、『Smart FLASH』が滝口氏と写る矢野雅哉選手、小園海斗選手、田村俊介選手の“親密”ショットを掲載。のちに矢野と前川誠太選手(以下敬称略)が医薬品医療機器法違反の疑いで書類送検されるも、広島地検は10月16日付で2人を不起訴としている。

 それでも球団は聞き取り調査を重ねた上で、「白か黒かといったら“シロ”」とながらも「信頼関係を築くのが難しい」と4人の戦力外に踏み切った。もちろん警察や検察も、何らかの“裏付け”があっての捜査だったのだろうが、「他にもいた」との羽月の言葉もあって発展した大騒動とも言えよう。

 そんな“羽月証言”を根底から覆したのが、冒頭の滝口による「全貌告白」だった。同氏によると、自身は各方面で報道されたような「売人」や「常習者」ではなく、あくまでもリラックスの目的で「外国人男性からゾンビたばこを仕入れて使用」し、また譲渡した相手も「隆太郎だけ」としている。

羽月以外の選手への「譲渡はない」

2026年10月20日、朝のTikTokライブ配信に出演した元広島・羽月隆太郎氏。現在は美容にハマっているようだ(公式TIkTokより)

 一方で矢野を「マー」と呼ぶなど、選手の“兄貴分”的な存在としてプライベートで交友を重ね、また野球以外のビジネス面でのアドバイザー的役割も担ったことは事実としつつも、ゾンビたばこに関しては羽月以外の選手への「譲渡はない」との主張を一貫。羽月の主張とはやはり食い違ったままだ。

 当初は“仲間”を庇うべく沈黙していた羽月だが、「仲間から連絡なかった」と一転して供述を始めた羽月。そして滝口氏の話も事実と捉えるのならば、羽月による“勘違い”の可能性も浮上する。ならば書類送検すらされていない小園、田村の“解雇”は飛んだとバッチリに思えてしまうがーー。

 フライデー報道がなされた10月20日の朝、ルーティンとしているTikTokライブ配信に臨んでいた羽月。宮崎弁で普段と変わらぬ雑談をしては、どうやら最近は美容にハマっているようで80代の祖母とともに、眉毛の整え方やメイク道具について盛り上がっていた。そんな中で、

「言われたことを真剣に受け止めることも、時には聞き流すことも大事」

 祖母のからの“格言”を復唱し、熱心にメモを取っていた羽月。彼の口から騒動について再び“真実”が語られる日は来るのだろうか。