10月12日、青森県の是川縄文館を訪れた愛子さま

 10月12日から、天皇、皇后両陛下の長女・愛子さまは2日間にわたって青森県を訪問されていた。

「愛子さまは“国スポ”観戦のため、10月10日より1泊2日で同県を訪問された両陛下からバトンタッチする形で県入りされました。青森県は世界遺産にも登録されている“北海道・北東北の縄文遺跡群”の全17遺跡のうち8つを有するなど、縄文時代より栄えた場所でもあり、今回の“国スポ”のスローガンも“翔けろ未来へ 縄文の風に乗って”というものです。愛子さまの同県への訪問は初めてで、県内はまさに“愛子さまフィーバー”といえるほどの盛り上がりでした」(皇室担当記者、以下同)

父である陛下も鑑賞された“合掌土偶”をご覧に

 そんな縄文の地らしく、愛子さまは縄文時代の遺物が数多く展示される是川縄文館へ足を運ばれた。そこに所蔵される、ある土偶を通じた父娘の絆を感じさせる物語が話題となっている。

「是川縄文館には、座ったポーズで合掌する造形が特徴的な“合掌土偶”が展示されています。この土偶は国宝にもなっており、愛子さま誕生の前年にあたる2000年には、当時皇太子だった陛下も鑑賞されていることが話題になっていました。陛下は大変感動されたようで、愛子さまは“父から土偶を見て感動したと聞いていて、時を超えてこういう場面をいただけてうれしく思います”と館長らに伝えられました。そんな“ご伝言”を真っすぐ受け取ってか、鑑賞スタイルも大変熱心なものだったようで、“合掌土偶は実は仮面を付けていたのではないか”という解説には後頭部の方に回られてさまざまな角度からご覧になり、“こういうポーズをしている土偶は他にも見つかっているんですか”とご質問を重ねられていました」(前出、皇室担当記者)

「かわいいですね」と愛子さまが評したラッキーな土偶

 さらに、ほかにも興味深くご覧になった土偶があったという。

「遮光器土偶という、極端に大きな目の表現が遮光器(スノーゴーグル)に似ていたことからそのように呼ばれる土偶の展示ゾーンでは、展示方法について“年代順・古い順に並べて展示しているのですか”とご質問され、“時代によって目の形が変化していきます”との解説には“確かに目の形が違いますね”と話されていました」(皇室担当記者)

10月12日、青森県の是川縄文館を訪れた愛子さま。頭が餃子のような形をした屈折像土偶

 土偶に興味津々な愛子さま。当日の愛子さまの様子について、同記者は次のように続ける。

「限られた時間の中で、“次のご予定に支障のないように”と館長らは気を付けてご案内したそうですが、説明を終え質問にお答えした後も、愛子さまがしばらく展示品をご熱心に見られている場面が珍しくなかったようです。特に、頭が餃子のような形をした屈折像土偶の前では“かわいいですね”と口にされ、興味深げにご覧になっていたとのことでした」

 随行した青森県の宮下知事は《ちなみに、展示されている数々の土偶の中で、立ち止まって「かわいいですね」と評していただいたラッキーな土偶は、これです》と土偶の写真を自身のSNSにアップ。

《これはたしかにかわいい》
《愛子さまが可愛いと言ったから土偶記念日》
《一万年の時を経て敬宮愛子さまと対面した土偶…嬉しくて照れているように見えます》
《敬宮さまが可愛いと仰った土偶見てみたい...ので青森、行きます!》

 など共感の声のほか、“愛子さまフィーバー”を感じさせるコメントも相次いだ。

 清らかな秋晴れの10月、縄文より続く長い歴史を持つ地に、新たな歴史が刻まれた2日間となった。