元プロ野球選手の逮捕が報じられるたび、本人の名前とセットで世に出るのがかつて所属した“球団の名”だろう。19日、元広島東洋カープの多田大輔容疑者(30)が女性の部屋に侵入し、現金を奪った疑いで逮捕された。
多田大輔容疑者の逮捕にカープファンは複雑胸中
報道では元広島カープという肩書きが付され《もう球団関係ないんだから、元つけるのやめてくれませんかねえ》《カープ元選手って言う必要あるんですか?》などとカープファンが複雑な心情を吐露している。
警察によると今年5月、広島市中区の女性宅アパートへ侵入し、現金1万8000円などを盗んだ疑いが持たれている。被害に遭った女性が警察に届け出たことで発覚し、多田容疑者も「間違いありません」と認めている。
「多田容疑者の逮捕はこれが初めてではありません。先月9月には東京・墨田区の個室ビデオ店で他人名義のクレジットカードを無断で使用し、3500円を支払った疑いが持たれました。その際も『お金に困っていた』と犯行を認めていましたね」(社会部記者)
多田容疑者は徳島県立鳴門渦潮高校出身。二塁送球1.79秒という強肩捕手としてのスキルが高く評価され、2014年ドラフト7位指名を受け契約金2500万円・年俸450万円ででカープに入団。しかし2015年から2017年まで在籍する間、一軍公式戦への出場はなく、2017年に戦力外通告を受けている。
『BreakingDown』のオーディションにも
退団後は社会人やクラブチームを転々とし、2019年に現役引退を表明。その後は大阪に拠点を移し、ギャンブルを止められなかったと報じらている。昨年には、朝倉未来が代表を務める格闘技イベント『BreakingDown』のオーディションに挑んだり、自身のSNSで「LDHに所属した」と投稿したりと、意図のつかみにくい発信も取り沙汰されてきた。
「在籍はわずか3年、一軍出場もないまま退団した選手であっても“元カープ”として球団名が報道されます。広島カープといえば指定薬物の“ゾンビたばこ”で羽月隆太郎元選手が立件されて契約解除され、関与を疑われた小園海斗選手、矢野雅哉選手、前川誠太選手、田村俊介選手らも戦力外となり波紋を広げました。
《カ―プのイメージが悪くなるし、球団のせいではない》という声もあるように、退団から時間がたった元選手の不祥事まで球団のイメージに結びつけられてしまう分、カープファンからすると複雑でしょう」(前出・社会部記者)
金銭をチームメートや関係者に借りることもあったという多田容疑者。お世話になったとされる球団関係者やチームメートのためにも再起してほしい─。
