男性がレースのブラジャーやリボン付きショーツを身につける――。メンズ体形用インナー専門店「nico fit」が公開した新作ランジェリーの写真がXで注目を集め、表示回数は250万件を突破。「男性でもそう言う時代?」と戸惑う声が上がる一方、「好きなもん着たらいい」と肯定的な意見も。販売元に開発の経緯や需要について聞いてみた。
メンズ用ブラジャーに賛否の声
《NEW ARRIVAL新作メンズブラ&ショーツが登場しました。クラシカルなフラワーレース×きらめくチャームブラはクロスストラップ、ショーツはサイドリボン》
という文章とともに男性がレースのブラジャーとショーツを身につけた写真がXに投稿された。
投稿アカウントは「nico fit」というメンズ体形用インナー専門店で、上記の投稿はX上で大きな注目を集め、250万件以上の表示がされた。メンズランジェリーに対してコメント欄では、
《メンズブラをするメリットってなんだろう》
《男性でもそう言う時代?》
という疑問の声も。一方、
《まぁトランスジェンダーの方も居ますし、なんら不思議ではないかなと メンズブラっていうのはわりと結構前から目についてたし》
《別に好きなもん着たらええやん?どうせ服の下なんか他人には見えへんねんし個人の自由》
などの肯定的な意見も見られた。また、実際にメンズランジェリーを着用している人は
《自分はゲイでもなくバイでもありませんが、メンズブラを常用しています。(中略)
メンズランジェリーは自分自身を好きになる方法の一つだと思っています。ブラジャーを着けることで身体を整え、姿勢を整え、生活リズムも整えて…部屋も整い、髪型も、香水にもこだわったりする。そのことで、どんどん自分自身を愛せるようになっていくと思うのです》
と、自分のことを好きになる方法のひとつとして着用しているという。
「約4倍の売り上げ増」販売元が明かした商品展開の背景
『週刊女性PRIME』は販売元の「nico fit」に直撃取材をした。なぜ男性用のブラジャーやリボンショーツの開発に至ったのか、その経緯は?
「もともとは、お取引先のお客様からお声がけいただいたことがきっかけで、男性向けのブラジャーやショーツの取り扱いを始めました。下着の好みや身につけ方は人それぞれであり、性別にとらわれず、自分の好きなデザインを楽しみたいという方にも選択肢を提供できればという思いもあります。
実際に販売を始めたところ反響や売り上げもあり、一定の需要を感じたことから、現在も継続して商品展開を行っています」(nico fit担当者、以下同)
男性用のブラジャーや可愛らしいショーツ、リボンショーツにはどのような需要が?
「男性用ランジェリーを身につける理由や好みは人それぞれだと考えています。機能性だけでなく、レースやリボンなどの可愛らしいデザインを好み、自分の好きなものを自由に楽しみたいという需要もあるのではないかと思います。
今回のXでの反響からも、さまざまな好みや価値観を持つ方がいることを改めて感じました」
Xに投稿し、どのような反響の声が印象的だったのだろうか。
「賛否両論の反響があり、さまざまな意見が寄せられたことが印象に残っています。
『欲しい』『購入してみたい』といった声もあり、商品への関心の高さを感じました」
メンズランジェリーの売り上げはXの投稿で変わった?
「Xで投稿した後、ECサイトでの売り上げが投稿前と比較しておおよそ4倍に伸びました。SNSでの反響が実際の販売にもつながったことを実感しています」
自分の好きなものを自由に選択し、楽しめる時代の象徴の一つがメンズランジェリーなのかもしれない。
