2018年から、株式会社ポケモンが展開する『ポケふた』。『ポケふた』とは、ポケモンが描かれたマンホールの蓋のことだが、これらは全国の自治体に無償で贈られ、同社が行う観光振興や地域活性化を目的とした取り組みのひとつになっている。
沖縄に4種の『ポケふた』追加
第1弾は鹿児島県指宿(いぶすき)市に設置されたイーブイの『ポケふた』だった。その後、現在に至るまで、482枚が寄贈されている。10月16日には沖縄県の4市町村に設置される新たな『ポケふた』が公開され、4枚にはそれぞれ“おきなわ応援ポケモン”であるガーディが描かれていた。
この4種類の追加で、沖縄県には全21種類になったが、この発表に対しては思わぬ声が続出している。
《ポケふた設置されていない山梨、広島、熊本、大分を優先しなよ》
と、いった未設置地域からの声だ。
「都道府県によって、寄贈のばらつきが多いのです。北海道に50枚、宮城県に37枚贈られているのに対し、山梨・広島・熊本・大分の4県はいまだ0枚。本取り組みは、観光振興や地域活性化を目的としているはずですが、あくまで無償提供とはいえ、ここまで差が出てしまうことに不満を感じる人もいるのです」(旅行ライター)
『ポケふた』の設置条件については、公式サイトで、
《ポケモンマンホールをただ設置していただくだけでなく、観光資源化などとして積極的に広報にご活用いただける自治体への寄贈を、希望しております》
《設置していただく場所の条件(道路など車両通行エリアは設置不可など)や、設置までのプロセスなどにつきましては、お問い合わせをいただいたのち、ご案内申し上げます》
と明記。詳しくは問い合わせとのことだが、その反響がすさまじかったためか、2019年12月に問い合わせフォームを閉鎖し、《新規設置希望の受付を一旦停止》している状況だ。
まさかの離島に『ポケふた』
各自治体が『ポケふた』を待ち望む中、今回の沖縄の4種においては、
《もっと行きやすい所に置きゃいいのに》
《離島に作るのは理解できるとしても”電波のないところとか、離島で更に島内でレンタカー借りないといけない場所はやめて・・・》
などの意見も見られた。
「今回設置されたのは、北大東村南・東村平良・大宜味村・国頭村字辺戸岬原の4か所ですが、いずれも沖縄本島の北端や離島など、移動に時間やコストがかかる“アクセス難”な場所ばかりです。『ポケふた』目当てに全国を巡る熱心なポケモンファンが多いからこそ、“巡礼のハードルが高すぎる”という戸惑いの声も上がっています。
ただ、『ポケふた』は株式会社ポケモン側が一方的に配るわけではなく、自治体側の申請が起点となります。とはいえファンからすれば、“それならまだ1枚もない県に…”と言いたくなるのも自然な心理。いずれは全47都道府県をコンプリートしてほしいところですが、道のりはまだ長そうです」(前出・旅行ライター)
全国制覇まであと4県。地域格差やアクセスの壁を乗り越え、すべてのファンが歓喜する日は訪れるのだろうか。
