プロ野球選手と結婚した石川梨華、紺野あさ美

 ペナントレースが終了し、プロ野球はストーブリーグが開幕。フリーエージェント(FA)を宣言しそうな坂倉将吾や森下暢仁が「目玉」になると予想されている。しかし過去を振り返ると、期待外れで終わったケースも少なくない。そんな「FA黒歴史」をプレイバック!

 FA史上「最大の失敗」として名前が挙がるのが、2001年オフにヤクルトから中日に移籍した川崎憲次郎氏だ。

「前年に8勝10敗だった川崎氏は、球団からの年俸ダウン提示を受けると、残留の意向を撤回してFA権を行使。巨人に8ゲーム差をつけられて2位だった星野仙一監督からのラブコールに『一緒に巨人を倒しましょう』と応え、“優勝の使者”として入団しました。しかし、1年目は故障で一軍登板なし。2004年には落合博満監督のもとで開幕投手に抜擢されたものの結果を残せず、中日での4年間は未勝利のまま現役を引退しています」(スポーツ紙記者)

 同じく、不完全燃焼に終わったのが、元モーニング娘。の石川梨華を妻に持つ巨人の野上亮磨コーチだ。

「西武で2017年に11勝を挙げると、同年オフに巨人と3年総額4.5億円の大型契約を結びました。しかし、2019年にアキレス腱断裂の大けがを負い、2020年の年俸は1.5億円から制限を超える80%減の3000万円に。2021年は再起をかけて臨んだものの、5月の広島戦で牽制球を投げたところで肩の違和感を訴え、わずか4球で降板。そのまま登録抹消され、現役引退を決断しました」(前同)

「他球団の話を聞いてみたい」も

 広島で内野のユーティリティプレイヤーとして活躍していた木村昇吾氏は、2015年オフに「他球団の話を聞いてみたい」とFA権を行使したが……。

「宣言から1カ月が経っても“興味報道”すらない状況。広島は“宣言残留”を認めていないことから『セルフ戦力外』となってしまった。年末になって、ようやく西武の春季キャンプに呼ばれましたが、FA選手が『テスト生』となるのは前代未聞のことでした。何とか合格を勝ち取ったものの、1年目に右膝前十字靱帯を断裂して戦力外通告を受けて、育成契約に。その後はクリケット選手へ転身し、日本代表に上り詰めています」(スポーツライター)

2025年6月、長嶋茂雄さんの他界に合わせてFacebookにツーショットを掲載した元巨人・河野博文氏

 移籍後の不祥事でファンを唖然とさせた選手も……。

「DeNAから巨人へ移籍した山口俊氏は、移籍1年目の7月に都内の飲食店で泥酔し右手を負傷し、訪れた病院で扉を破壊し警備員へ暴行を加えた疑いで書類送検。球団から出場停止処分を食らい、減俸と罰金の総額は1億円を超えたと報じられました」(週刊誌記者)

 一方、こんな“珍事”もあった。

農業転身で「農林水産大臣賞」タイトル

「ソフトバンクから巨人へ移籍した森福允彦氏は、2019年の交流戦で古巣との直接対決で痛恨の満塁ホームランを被弾。ネット上で『ふるさと納税』と皮肉られました。さらにオフのファン感謝イベントでの様子を捉えた写真がSNS上で取り沙汰されるなど、何かと厳しい視線にさらされてしまうことも」(前同)

 FA権を獲得するほどの一流選手だけに、引退後も球界に身を置くケースは多いが、中には意外なセカンドキャリアを歩んでいる人もいる。

「日本ハムから巨人に移籍した“げんちゃん”こと河野博文氏は農業の世界に転身。2016年に群馬県の武井漬物製造と開発したタマネギを使った漬物が、農林水産大臣賞に輝いています。また、“マイク”の愛称で知られる仲田幸司氏は、建設会社に入社。測量士の資格を取り、工事現場の監督業に就いています」(前出・スポーツライター)

 今オフも各球団の補強策と選手たちの決断に注目が集まりそうだが、移籍市場の華やかさと重圧を知るFA戦士の足跡は、球界の歴史に深く刻まれている。